ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

遅すぎたぜ

2021-10-07 15:59:22 | タコ
2021.10.3(日)

金沢漁港 横内丸



東京の緊急事態宣言が明けたので、県外に脱出するぜ。


タコ、行ってみよ。
タコ、コロナで、2年ぶり。
タコ、行きたくて、悶々としていたんだよね。



前回、タコ初挑戦で、

那珂湊の仙昇丸にて、1杯の貧果に終わりました。


その時、船長が教えてくれました。

「エギは針が小さいから、タコがバレるよ。」


さっそく、デカい針に付け替えました。
なかなか、いい出来じゃないのかな。



ただ、

東京湾のタコに有効なのか?
全く未知数です。


チビタコにアピールできるかなと、中古のスッテをぽちり。

兵庫県、脇漁具製作所。
 


専用サルカンは高いので、
ダブルスナップサルカンを、
2つつなげて、
経費削減サルカンです。


 
さて、


船宿はどこにしようかしら。


緊急事態宣言発令中、

東京湾と相模湾の15船を、
こまめにチェックしていました。


7月いっぱいで、タコ終了の船、

8月途中で、タコ終了の船、

9月途中で、タコ終了の船、


9月途中で、
スポットでしかやらなくなった船。


あ〜あ、
今年はタコ終わりかな、とほほ。



そんななか、

金沢漁港の横内丸は、10月も連日タコやっていました。

さすがに釣果は下降気味で、釣果欄に何杯釣れたか、書いていません。

台風16号による雨水流入も、不安要素です。

ま、1杯釣れたら良い方かな。


貧果の匂いがプンプンしますが、


ここにしますか。
タコ一筋の心意気が、気に入りました。



席はくじ引きでした。
ナイスですね。

テーブルの上のトランプを引かせ、
若い番号の人から、好きな席を選ぶシステムです。


くじ運強く、18人いる中、1番を引きました。


左舷1番をチョイスすると、
船長に、「上に立ちますか?」と聞かれたので、

あまり考えず「いいえ」と返事しておきました。


すると、

お立ち台に常連さんが立ち、
実質2番となりました。

あ〜なるほど。

「上に立ちますか?」とはそういう意味だったのか。


ま、どちらにしても良い席です。この時点ですでに釣れた気がするぞ。アホです。


船長が常連さんを相手に、

「昨日は千葉行ったんだけど、もう今日は絶対行かねぇ。」って、言いました。


つまりそれは、

神奈川で、どっこも釣れないので、千葉まで行ったんだけど、千葉もそれ以上にダメだったよ。やってらんねえよ。

という意味なんだろうな、きっと。



常連さんが聞きました。

「船長、昨日、ボウズいたの?」

「そりゃ、いるよぉ。ボウズいなけりゃ、オレ、ボウズなしって、書くもん。」


ハハハハハ。
気さくな船長です。

正面が、横内丸です。


全員乗り込んだ頃、
桟橋で船長のレクチャーが始まりました。

「オモリは浮かしちゃダメ。」

船長がオモリを浮かさないまま、竿をガシャガシャ、シェイクすると、桟橋の上のエギがワシャワシャ踊りました。

 
「8秒〜10秒したら、から合わせ。」


「飾りつける人は、エギに絡まないように、ずっと上に付ける。直接、エギに付けるのは良くない。針掛かりの邪魔になるから。」


「今日はずっと、根がかりするところ流していくから、根がかりするよ。」


根がかりしたら、引っ張ったりしない。すぐに諦める。すぐにクラッチ切って。」


「船に木の板が用意してあるから、6回巻く。ジッと待ってれば、船が動いてるから、切れるから。移動合図した時、『根がかりしてるから待って』とか言わないで。板に糸巻いて待っていればそれで切れるから。」

なるほど…


「エサは付けた方がいいよ。エサ、持ってない人で欲しい人がいれば、船宿に来て。売るから。船では売ってないから。」

買いました。
とり皮500円ナリ。




肉巻き問題。

吉久のブログに、

「肉巻きや飾りはやめましょう。釣果変わらず、むしろ、潮受けて感度落ち、釣り辛くなるだけです。」

って、書いてありました。



黒川本家のブログには、

「肉巻き審議中。最後に船渡る時に滑ると怖くて。」


って、書いてありました。

釣果変わらないどころか、

船長が滑って怖いって言うなら、肉巻きやめるべ〜、と思っていたんだけどな…


郷に入っては郷に従えってことで、

肉巻きますか。

こんなかんじでしたが、

とり皮を巻きました。

竿とリールは、

仙昇丸の見事な操船で、海底から救出されたものです。



あれから、尻手ロープは必ず付けています。

この辺の岸壁からスタートフィッシング。

シーパラが見えます。
右端のカヤックの人はタコ狙いかな。

岸壁スレッスレを流します。

船の先っぽを舐めるよう、風にのって、流れていきます。


テトラポッド、スケスケです。
ミヨシの足元は、もろにテトラ海峡です。


根がかりするのが分かっていて、投入します。ハードな釣りだな。

 


平日は近づけないような、
工業地帯を転々と、攻めていきます。



PE8号で、先糸は付けません。



黒川本家のブログに、

船長は先糸、付けないよ〜」
って、書いてありましたし、



ロストした時、先糸結んでいたら、手返し悪いですからね。


実際、

先糸が無くても、高切れもせず、
ちゃんと仕掛けのすぐ上で切れます。
 

あらかじめ、仕掛け近くのPEは、

牡蠣にやられ、ガサガサヨレヨレになっていて、そこで切れるようです。


そして、

根がかりしても回収できたことが多かったのには驚きました。

10回位、根掛かりし、
ロストしたのは3回でした。


海綿体とかをむしり取り、
無傷で回収ってことが、何度もありました。

サルカンのスナップをひん曲げ、エギ1つのロストで回収できたこともありました。
  
針がひん曲がって回収できたこともありました。

ペンチで強引に曲げ、ヤスリで研げば使えます。 


PE8号だから出来たのでしょう。

また、丈夫な針だから出来たのでしょう。

工場萌え。

萌え萌え。

磯子海つり施設。

平日は、ここまで近づけないだろうな。
南本牧ふ頭との間も攻めます。
コンテナ積込み中の船には近づきません。
 
コンテナ積込み中でなければ、ガントリークレーンの下までも攻めます。
こちらには、近づけません。

根岸湾に向けてだんだん北上しつつ、岸壁を攻め続けました。

イカ釣りのように、探索中に座ったり寝たりは出来ません。休めません。



釣れる気がしません。
とはいえ、
ボウズは避けたい…



コツコツコツコツ。
コツコツコツコツ。
コツコツコツコツ。
コツコツコツコツ。



 
はい。 

ボウズでした。
お立ち台の常連氏もボウズでしたし、ま、しょうがないか。 

ニコニコと、とてもかんじの良い方でした。

笑顔で私に、一言、
「渋いですね。」


私も笑顔で、一言、
「はい。」



ボウズどうしで、妙な連帯感。
同士がいて、少しだけ救われます。


トモ側は、さらにボウズが多かったようです。
 



クジ運を活かすことができず、


無念なり。

このままでは終われないぜよ。
タコの野郎…




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