昨日は綺麗に富士山が見えていましたが、今日は雲の中です。
以前澤田ふじ子さんの「天の鎖」を読んだ時、桓武天皇の平安遷都を軸にしていたので
今度はもう少し古い時代の本を・・と近くの図書分館で「古事記」の本を借りました。
その本は阿刀田高さんの「楽しい古事記」で国の始まりから書かれている本です。
皆が知っているアマテラス大御神「岩戸の舞い」や「海幸彦山幸彦」そして
ヤマトタケル「悲劇の人」など・・
ギリシャ神話などもそうですが神様たちが人間のように恋をし、戦をし、人間的な行為というか
嫉妬したり我が儘を言ったり、まぐわったり(阿刀田高さんの言い方)するのです。
これも皆よく知っているあの千夜一夜物語を抜粋して書かれたものです。
このお伽噺では全ての主人公、男性も女性も皆美男美女というところなど
千夜一夜のファンタジックなところで、そうした美男美女がエロティシズムな
展開を繰り広げ久し振りに空想の世界に浸ることが出来ました。
とても楽しい世界を覗くことが出来ました。