今日は青空が広がる梅雨の晴れ間となりました。
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昨日は読書会のメンバー6人で明治座へ出掛けました。
生憎の雨で、駅の出入り口は滑りやすいので足元に気を付けながらの
お出掛けでしたから予定時間が大幅に遅れました。
それでも10時40分に到着、傘を鍵の掛かる傘立てに置いた後
入館し3階のお弁当売り場に・・・珍しく売り切れ!
仕方がないので注文し12時の休憩時間に食事フロアーで食べることにしました。
11時、開演!
幕間に腰元風の女性3人(鷲尾真知子、山口香緒里、久保田魔希)が出てきて
時代背景を少し話した後、傘回しのコミカルな芸をして客を笑わす。
(染之介、染太郎さんの得意芸)
幕が開くと・・そこはもう大奥「実成院(多岐川裕美)の間」です。
憂さ晴らしの酒宴ということで琴や鼓、踊りなど華麗なる舞台から始まりました。
事前にネットで検索していったので大まかな役者さんの顔ぶれは理解していました。
「大奥」では役者さんが着る衣装や舞台装置、大道具、小道具などに興味があり
役者が演じる存在感と共に楽しみにして見ていました。
12時、最初の幕が下りました。
多岐川由美さんの存在感がよくでていて素晴らしかったこと、
3人鷲尾真知子、山口香緒里、久保田魔希の腰元が幕間を取り持つ様子がよかったこと・・・
13代将軍家定、そして14代将軍家茂と大奥を取り仕切ってきた瀧山演じる
浅野ゆう子さんが主ですが、和宮演じる安達祐実さんの可愛らしさや
家茂のお手つき役になる、おその役の松尾れい子さんも
大変熱演していてとても感動するシーンがありました・・・・・
ただ、時代背景を想像させる映写(江戸城らきし城やモミジや山々の風景)は
凝ったように思わせますが、私には余り必要がないと感じました。
4時間という長い舞台で2回の休憩でしたがもう少し凝縮できる気もしたのは
私だけだったのでしょうか・・
見終わった感想は
女でしか書けない脚本なんだなぁ・・・と。
見に来ている男性はどんな感想を持つんだろう?って。
また、中程に書いた舞台装置や道具類はイマイチで
もう少し遠近感が欲しかったし、人物が綺麗な動線が描ける舞台に
して欲しいとと思いました。
フィナーレのカーテンコールに浅野ゆう子さんが1億円するという
ダイヤを散りばめた打ち掛け姿でアンコールに3回応えた姿は
ちょっとしたファッションショーでした。