食べ物も 着るものも 車も音楽も・・
「人それぞれ 好みは違うもの」なんて ずっと前から知っているのに・・
正面から否定されると ついつい 寂しく感じてしまいます。
( 分かり合えなくて 普通なんですが)
そんなことをヒシヒシと感じて 「でも・・まぁ・・いいや」と
一人 納得しようとしていたところ みつけました。この本
『他人の趣味を馬鹿にする』というテーマ。
内館牧子さんの著書「女の不作法」の 最初のエッセイです
著者は 子どものころから 「大相撲」と「演歌」が大好きだったことから
他人にとやかく言われたこと・・【変な人と言われ笑われ相手にされなくなったり】と
始まります。
その一つ一つに 「そう そう そうなのよねぇ・・」と 痛く同感
そして 自分の趣味を他人にとやかく言われたら・・
その対処法がかいてありました。(´∀`*)ウフフ
ワタシの場合は・・
学校では イタリア歌曲やオペラのアリアを勉強してきて それも好きなんだけれど・・
三橋美智也さんや春日八郎さん・・島倉千代子さんとか 昭和の30年代から
50年代の演歌や トワェモアやビリーバンバンのようなフオークソングも好き。
昭和40年代の歌謡曲は ほとんど歌えるかも・・です。
昨年は コンサートで 演歌と言われるものを歌ってみました。初めて
難しかったけれど 楽しかった (ちょっと 恥ずかしかったカモ・・)
お客様の大半が よくご存じの歌だし 歌手のイメージもできているので
自分の持ち味を考えました。
あ~やっぱり 自分はこういうの好きなんだなぁ・・と 思いました。
(音楽系の友人には 変な趣味と思われているようです)
両親は クラッシック音楽には全く縁がなかったし 親戚でもいません。
「なんでこの子がが音楽の道に進んだのか」と 皆が 不思議だそうです。
小さいころから わがやに流れていたのは ラジオから聞こえる浪曲や
民謡や歌謡曲・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ 聞きなれた音楽は ホッとします。
ベートーベンもモーツァルトも 自分がピアノ教室で習うようになった
小学生のころ初めて耳にしたかもしれません。(家族も・・)
じゃあ 何で音感が身についたのか?
多分 おもちゃ代わりに聞いていた 童謡のレコードでしょう。
ドーナッツ盤で ポータブルプレイヤーで 一人遊び
松島トモ子さんや伴久美子さんのが何枚もあって 正確な音程や
「ドミソ・ドファラ・シレソ」のしっかりした和声進行が好きに
なったんだろうと思います。
つくづく きっかけ・・縁って 不思議だなぁと思いました。