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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・礼拝説教(要約)

2018年03月26日 05時09分46秒 | メッセージ
【先週の礼拝説教回想】3月18日
・説教者  山田 隆牧師
・引照聖句 ルカの福音書16章19~31節
・説教題  ラザロの救い
▼この金持ちとラザロのたとえは、15節「あなたがたは、人の前で自分を正しいとするが、神はあなたがたの心をご存じです。人々の間で尊ばれる者は、神の前では忌み嫌われるものです。」 これは富んでいても門前にいる貧しいラザロを憐れと親切心でもって、日々、しもべかだれかを通して、食べ物を施すぐらいの心をもっていたならば、この富んだ人は地獄に行きはしないでしょう。21節を見ると、ラザロは金持ちの食卓から落ちる物で、腹を満たしたいと何時も思っていた。そこにいた犬たちもやってきては、彼のできものの膿をなめていた。
 この金持ちは、余っても与えず、小さなこぼれものもどうにかしてしまう薄情な富める人たちだったわけです。このラザロは死に、御使いたちによってアブラハムの懐に抱かれたわけです。ラザロの語義は「神が助け」なんだそうです。金持ちには名が出てません。気の毒です。
 金持ちも死に、黄泉にくだりました。苦しんでいます。ラザロを懐に抱いているアブラハムに救いを嘆願したのですが、もはや出来ない事をアブラハムに宣告されたのです。彼らにはモーセと預言者との教えがあるではないか、それに聞かないのでは、ラザロガ行っても聞かないだろう。
◎貧しい人、虐げられている人、病める人、体の利かない人、差別されている人などを見下し卑しめる人は、何もしないばかりか、無慈悲に扱い、自らに滅びを来たらしているのです。
 主イエスは、助けられる力をもちながら、心も援助もできない人を救うことはできないと言われるのです。
 人に頼ってしか生きられない人でも神にすがる人は救われます。最も良い食べ物、飲み物、富、安らぎはイエス・キリストにあります。死なない体に変えられてです。これを信じてください。ラザロのような憐れな死に方をしたとしても、神の助けと信じる者を、神が扱わない訳がありません。否、豊かな憐れみの救いをいただくでしょう。
 貧しいから救われると誤解しないでください。富んでいるから滅びるとも言えません。我らの神に対する感謝、愛、奉仕、礼拝、他の集まりなどで養われ、家族や未信者に届けられたらと思います。
◎ラザロの救いを思いましょう。このラザロは天において多くの仲間の聖徒、天使たち、何より父・御子・御霊への思いがあったのです。