卯月の日常

グルメ、旅、時々猫

年末年始 山口旅行(6)

2025年01月07日 11時50分00秒 | 旅行ー「その他国内旅行」「海外旅行」



ホテルルートイン山口湯田温泉を出発し、約30分。
無事、秋芳洞に到着しました。
駐車場はいくつかありまして市営駐車場で500円。
民間駐車場(地元の人経営)は200円くらいなのですが、口コミがイマイチだったので、スルーしました。
私が停めたのは【ザ・パーク 秋吉台秋芳洞】で、先払い500円でした。

24時間500円って……破格👀
近所にある“皇太子殿下御下車之蹟”の裏に池?のようなものがあり、そこで泳ぐ水鳥たちが可愛かったぁ。
速攻逃げられたけど……(^_^;)
道路を挟んだ向かいには、
秋吉台観光交流センター
美祢市観光協会
が存在したのですが、営業前だったのかひと気もなく静かでした。
🚻トイレあります。
さて、洞窟入口に向かいましょう。
朝早いので、お店(主に土産物屋)が開いてません。
寒々しい光景……現実、本当に気温が低く、風が冷たかったです。

歩くこと……五分ちょい。

チケット売り場到着🎟️
ちなみに洞窟内は飲食禁止です。
大人一人¥1300
さぁ、気合をいれていくぞ!
足元ブーツでちと不安ですが。

自然豊か……という表現が合っているのかわからないけど、とにかく空気が綺麗ですね。

側を流れる小川にも魚がちらほら。とても美しい水です。
パワースポットを撮影しSNSでアップすればなんちゃらかんちゃら。(😏読む気なし)
二分ほど歩けば、いよいよ洞窟の入口が見えてきました!
ちなみに秋芳洞は日本最大規模の鍾乳洞です。👏

↓説明は引用させてもらいます↓
日本最大級のカルスト台地「秋吉台」。カルスト台地とは石灰岩などが雨水や地下水によって浸食されてできた台地のことで、「秋吉台」には草原の緑の上に白い石灰石が無数に転がる360度の大パノラマ、地下には国内最大級の巨大鍾乳洞「秋芳洞」が作り出す地底ワールドが広がっています。気が遠くなるような長い年月をかけて地球の活動が作り出した自然の造形美……等など──

(〃∇〃)うはぁ、でっかい。
想像していたより遥かに大きな裂け目。さすがにちょっとひるみましたね。
橋の下を流れる川は不思議な青色をしています。美しい。
鍾乳洞は何度も体験したことあるけど、この規模だとゾワッとするもんですね。
巨大自然物恐怖症みたいな……
耐えられるかしら。
入口から数メートル入るだけで、ぐっと暗くなります。
経路は綺麗に整備されているので、この辺りは問題なく歩けますがとにかく寒いです。
別ルートで冒険コースというものがあったりします。
我々はもちろんスルーしましたが、数名チャレンジされていました。体力、運動能力のある方はどうぞ!
しばらく歩けば、第一の目的地でもあった百枚皿に到着。
水に溶けた石灰分が沈殿して皿のようになった石灰華段丘が広がっている。500枚以上の皿が連なる景色は壮観の一言。段の中腹から流れ出る石灰水が波紋状に固まって現在の形を作り出しており、長い年月をかけて形成された地球の歴史そのものを感じ取ることができる。

いやはや圧巻ですな。
圧倒的スケールの自然美に背筋がぞわっとします。
自分たちが今どこに居るのかを想像したら、ちょっと逃げたくなりますね。
ここは地下100㍍。
太古の昔から形成されてきた自然の洞窟なのです。
もちろん…天井にある石が落ちてきたり、崩れたりする可能性はゼロじゃないですしね。

更に奥へ進みましょう。
徐々に寒さを感じなくなってきたのは興奮のせいか?

いよいよ第二の目玉ポイントにやってきました。
洞内富士
日本最大級の鍾乳洞・秋芳洞内で最も大きな石筍。圧倒的な存在感を放つ石柱は、石灰分を含んだ水の滴が天井から落ち、長い年月の中で固まってできたものだ。石灰石で真っ白になった天井を雲に見立て、山頂をその雲に突っ込んでいるように見えたことからその名が付けられたといわれている。「洞内富士」と呼ばれるものは秋芳洞以外の鍾乳洞に見ることもできるが、他と比べても非常に大規模なものと評されている。

自然の造形とは思えぬ山型。
ここまで大きいと恐怖しか感じない。(繊細なもんで……)

どのくらいの時間をかけて、ここまでの姿になったのか。
数億年と考えれば、気が遠くなりますね。


その後もあらゆる見所を楽しみながら、先へと進んでいきます。
奥へ行けば行くほど、気温が上昇している感じ。
寒気を遮断しているような。
それもまた怖い。

千町田
一つ一つが大きなお皿。
目の見えないヨコエビが生息してるらしいが、見えなかった。

見慣れてきたとはいえ、毎回新鮮な形を見せつけてくれる秋芳洞に感謝です!
この巨大な空間と人を比べると、人間はなんとまあ小さいこと。
自然に勝てないとはこういうことか……と。



徐々に階段が増えていきます。
ゆっくりゆっくり息を整えながら上る。
途中何度も振り返り、その空間と見渡す限りの自然物に圧倒され…写真を撮ります。
至るところに多くのつらら石がぶらさがっていて、あれ落ちてこないよね?と不安になりながらも記念撮影。

そしていよいよ黄金柱までたどり着きました。

岩壁を流れる水により成長した、フローストーンとよばれる鍾乳石。高さ15m、幅4mの巨大な岩が黄金に照らし出され、秋芳洞の大黒柱のようにそびえ立つ。
うーん……素晴らしい。
高さ15㍍もあるんかい。


この先へも少し進んだのですが、
そろそろタイムリミット。
体力的にもリミットを感じ、戻ることにしました。
途中、エレベーターに乗り、秋吉台案内所から循環バスに乗って少しでも楽しようと考えたんですが………
このエレベーターもまた怖い雰囲気ですね。
ああ、80メートルも上るのか。
きちんと整備されているとはいえ、なかなかに古い機体です。
不安になりながらも乗り込みました。
そして無事地上にある案内所に到着したんですが……残念なことにバスは11時半にしかやってこないと判明。🫣嘘だろ……
結局またチケットを見せエレベーターに乗り、降りていく羽目になりました。(軽い絶望)
無駄足を踏んだ我々ですが、ちんたらちんたら歩き、元の入口まで戻ってきましたとさ。
光差す入口がどれほどありがたく感じたことか。
大きな鍾乳洞とはいえ、地下100㍍の閉塞感は半端なかったですね。
私は冒険家になれない。
(なる必要はない)
身代観音様に手を合わせ、無事帰ってこれたことを感謝しました。

ちなみに、寿円禅師を祀って作られたらしい。最初にこの洞窟に入った奇特な方。
背中にうっすら汗をかくほどの散歩コース。
足元が暗い場所もあるので、スマホのライトなんかを使って、ゆっくり歩いてください。
にしても、思った以上に時間がかかったな。そしていつの間にかお土産屋さんが開いてる!



ごぼう麺の案内に思わず土産屋兼レストランに突入。
残念ながらレストランは準備中だったので、お土産のごぼう麺を買いました。楽しみ!

とにかく人生でこんなに冷や汗をかいた鍾乳洞は初めてです。
それでも一度は見る価値あり!
山口へお越しの際は是非訪れてみてください。
👣歩きやすい格好を強く推奨。
コメント
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