今日は朝から雨。3時半に目が覚めたのですが、雨では何もできないと思い
5時半まで寝ていました。それでも気になり、とりあえず見回りに出かけました。
何も変わったことがないので、すぐに帰宅しました。今日は何もできないですね。
先日のことです。トマトのハースの中に敷いている黒マルチです。午前中はずっと畑に
いて、夕方再び畑に行ってみて感じたのは、ハース内の黒マルチが焼けたような感じになって
いるのを見つけました。午後から誰かがハースに入って、ライターなどで火を点けたのかと
思いました。
翌日の夕方、また見てみると左側の方がさらに焼けたような感じになっています。よく観察
すると、通路を挟んだ反対側の黒マルチの対角線上に5cm程焼けた跡があります。
そこでよく考えてみました。日中に人通りがある場所で、誰かが火を点けることは
無理ではないかと。頭ひねってみました。そして、ハースの上のビニールを見ると、水が
溜まっているではないですか。そういえばその昔、収れん火災について勉強をした事が
あります。「太陽光がレンズや鏡により反射又は屈折して1点に集まることを収れん現象
と言う」そうすれば、先日の雨でビニールの上に水たまりが出来、強烈な日差しでレンズの
役割をして黒マルチを焼いたものと結論付けしました。一線上に焼けたとなると、同じ
時間帯にそういう現象になった物と思います。ペットボトルとか鏡で収れん火災が起こる
事は知っていましたが、薄汚れたビニールでも水たまりがレンズの役割を果たすんだなと
納得しました。自然とは怖いですね。ちょっとの油断が大きな災害に結びつく事が
あります。畑のマルチで良かったです。