メンバー:T先生(CL)、NmTmさん、Tooちゃん、N会長、Mさん、トップクライマーA、H子さん(ゲスト)、I堀くん、K村くん、Ai(記)
谷川岳一ノ倉沢を終えたメンバー8名と合流(N会長 & Ai)し、総勢10名で高山温泉ふれあいプラザの快適なコテージ泊。
隣接する温泉で汗を流したら、お楽しみの宴会でしたが、早朝からの登攀を終えたメンバーは次々と撃沈し
Tooちゃんと合流メンバーで細々と
コテージから約30分で子持神社の奥にある駐車場へ到着。
ありがたいことに落石で通行止めとなっていた箇所は復旧していた。
登山口からすぐの屏風岩で安全祈願をして獅子岩を目指す。
8時過ぎに取り付き到着、不要な荷物はデポして登攀スタート。
今日のオーダーは、青森コンビ(トップクライマーA、H子)、師弟チーム(T先生、I堀、K村)、
中年チーム(N会長、M、Ai)の3パーティ。
NmTmさんとTooちゃんはハードなショートルートで練習となった。
ちょっとピンぼけですが登攀メンバー
ショートルートをトライ中
注目を集めながら気合十分のトップクライマーAが1Pを空身でトライ。基部からの激励の声が聞こえないのか…
集中力で突破するも2Pを繋げるだけのビナを持ってない事に気付き(実はテンパってた?)短くピッチを切る。
経験豊富なH子はザックを背負い難なく続く。
青森コンビからスタート、準備の整った師弟チーム
師弟チームは、全ピッチをT先生がリードし、初心者のI堀、K村を引き上げる作戦。
ロープワークに手こずりながらも懸命に食らいついていく…若いって良いな。
心技体の充実したT先生の力強いクライミングを見上げながら、次は自分の力で登ろうと思ったに違いない。
不甲斐ない気持ちも、モチベーションに変えることができるのよ
T先生のパワフルクライミング
小さくて大きな背を追いかける若人
中年チームは、1・4PをAi、2・6PをN会長、3・5PをMとつるべで負担を分かち合う。
朝方は雨がパラつき強風で寒かったけれど、お日様が出ると岩も暖かくなった。
時おり青森コンビの雄叫びを聞きながら、ノンビリペースの登攀が続く。
後続は国際山岳ガイドN氏のパーティで随分お待たせしてしまい申し訳なかったですが、
ビレイポイントではいろいろな話を聞かせていただき有意義な時間を過ごせた。
そして核心と言われている4Pをトライする前、ちょっとドキドキしてたけど
「無理をしないで楽しく登るのが一番、恐怖が続くとクライミングを続けられなくなる」というニュアンスの
アドバイスをいただき、素直にルートへ向き合うことができた。
4Pを終えて色とりどりの緑の中のパートナーと後続P
よく観察し小さなホールドを繋げ、緊張感を持ちながらも快適にクリア。
N会長は全身全霊の6Pを終えると、手の甲に擦り傷が…どこかでジャムったのだろうか。
誰も待っていてくれなかったため7Pはスルーして取り付きへ戻った。
やりきった感
今日も無事に皆で登れたことに感謝しそれぞれの帰路へ
編集後記:今回の獅子岩は2度目だった。3年半前に3P終了点で敗退していた。
昨夏の膝の手術を経てのマルチピッチは、仲間のサポートがあってこそ。
それぞれの目標や課題を持ちつつ、一期一会の大岩壁に挑む機会を持てたことは次に繋がるはず。
皆さん本当にありがとうございました