メンバー:Oh、Ab(撮影)、ai(記録)
金精道路(日光湯元から片品村までの国道120号)は、概ねクリスマス頃に積雪のため冬期通行止めとなります。
最後の週末に雪山はじめとして日光白根山へ向かうのが近年の恒例ですが、このところ敗退が続いてました。
今年は絶好のコンディションに恵まれ、少し出遅れ9時過ぎに到着した菅沼駐車場には、停めきれない車の数が。
例年に比べて雪が少なく、路駐から奥まで30~40台はあったと思われます。
我々も素早く準備をして歩き出します。多くの登山者が入っておりルートは明瞭で、樹林帯の中を緩やかに登ります。
展望もなく飽きてきた頃、ようやく弥陀ヶ池に着くと、眩しいくらいの太陽ですが地吹雪の様相。
ここで身支度を整え、急登に取りつきます。稜線に出ると周囲の山々の展望が素晴らしく、快適に高度を上げることができました。
昼前になり下山者ともすれ違うようになりましたが、山日和のためか比較的軽装の方も見受けられました。
Ohさんはルンゼ状を登りショートカットで山頂直下へ。
久々の山頂で記念写真を撮ったら、岩裏で強風を避けつつ一休みをしてすぐに下山します。
絶景を眺めながらアイゼンを効かせ、夏道よりも歩きやすくてあっという間に下ることができました。
弥陀ヶ池からの樹林帯もテンポよく進み、15時頃には駐車場へ戻ってきました。
毎年シーズンインの雪山は、装備やウェアを準備したり、寒さ対策や心づもりなどを思い出したりドキドキです。
今回は好条件に恵まれた山行となりました。今シーズンも安全に冬山を楽しみたいと思います。
反省点は、寒さのためスマートフォンとカメラが電池切れ状態になってしまった事です。
素晴らしい景色を撮影したく、雪山では出し入れが面倒なため、保温を怠ったのが原因でした。
これに限らず、ひとつひとつを丁寧に、素早く行うことが大切だったよなぁと改めて思い出しました。