【 山行日 】2024年5月18日(土)~19日(日)
【メンバー】CL:M崎、S会長、Oh、ai(記)、Ab(会外)
【 ルート 】5/18:沼山峠-尾瀬沼-三平下(南岸道)-沼尻-見晴、5/19:見晴-竜宮-ヨッピ橋-温泉小屋(段吉新道-燧裏林道)-御池
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---【Day1】---
S会長の呼びかけで夏合宿のトレーニングとして長距離を歩く練習に快晴の尾瀬へ行ってきました。
この日より尾瀬シャトルバス(御池-沼山峠)の運行が始まり、車窓からも水芭蕉の群生や新緑のブナの森が見えて、シーズン到来を感じました。
尾瀬には何度も来ているけど、この季節は初めて。大江湿原には可愛らしい水芭蕉がいっぱい。景色を眺めノンビリと歩をすすめます。
尾瀬沼周遊道の南岸の残雪は慎重にクリアし、燧岳をバックに沼水は透明で澄んでました。気温は暑いくらい、好天で良かったねーと皆ニコニコ顔
沼尻で大休憩し、昼頃に見晴へ向けて出発。キャンプ場に到着すると既にかなりのテントが張ってました。
程よい距離感を保って私たちも設営したら、さっそくお待ちかねの乾杯~ってまだ14:30です。
私はココを「見晴銀座」と呼びたい!
既に営業が始まった山小屋では生ビールだけでなく、自販機で缶チューハイやハイボールも買えて、ワインもデキャンタやワイングラスで楽しめます。
テーブルをお借りし、美味しい食材を背負ってくれた料理上手がS会長が山飯を作ってくれ、それぞれ持ち寄ったツマミも並びました。
メインの謎肉鍋、焼肉、湧き水で炊いた白米など、お腹いっぱいなのにまだ食べたい! 18:00過ぎまで続きお開きとなりました。
暮れていく尾瀬ヶ原を見られるのもお泊りだからこそ。夜にはビジターセンターの方?がスライドを使った解説があり「なるほど~」な知識を教えてくれました。
ちなみに参加者へのアンケートで9割近くが鳩待峠に挙手され、御池や大清水は少数、静かな尾瀬歩きができた充実の1日でした。
---【Day2】---
この時期にしては夜の冷え込みは厳しくなく、朝ものんびりスタートのはずが、昨夜の早寝と周囲のガヤガヤで5:00に朝食、朝露で湿ったテントの撤収を済ませて6:30には歩き始めました。
湿原では、小さな花やワタスゲの花が見られ、薄曇りの無風なので、水面が鏡となって至仏山が映り込みます。木道歩きに飽きた頃、ツバメと桜に迎えられ東電小屋に到着。
更に進むと燧岳を正面に水芭蕉の群生がありました。一つずつが真っ白くて本当に見事でした。
温泉小屋を過ぎて、段吉新道に入り、樹林帯にもツツジやオオカメノキやタムシバが咲き、新緑の森歩きを楽しめます。
さすがに疲れも出てきて裏燧橋で大休止、ようやく上田代まで来ると、最後に上越の山々と広々とした湿原のご褒美がありました。
御池駐車場のほんの近くまで水芭蕉が咲いていて名残惜しく、まるで転げ落ちそうになりながら写真を取ってたS会長です。
ザックの重さは、スタート時に比べて、S会長がマイナス4キロ、他の皆はマイナス2キロとなりましたが、体重はどうなったかしら。
桧枝岐村では下山後の楽しみの温泉、ほんのり硫黄臭がする無色透明な燧の湯では、ほぼ貸切で汗を流すことができました。
尾瀬はどんな季節も良いし、楽しみ方も豊富で大好きな場所の一つです。今回は、天候のおかげでトラブルもなく順調に山行を終えることができました。
CLとしての経験を積んだM崎ちゃん、次はヤマ飯も期待してます。充実の2日間をありがとうございました。
尾瀬 見晴キャンプ