6月24、25の両日、宮城県で行われた東北ブロック沢救助搬出研修会へ参加しました。
参加者は、宮城、山形、福島(郡山・いわき)で26名の参加者です。
皆さん、セルフレスキューに対するモチベーションが大変高い方ばかりでした。
今回の内容は、前年度に行われたチロリアン救出・振り子救出の復習と検証を兼ねた内容でした。
事前に、前年度行われた訓練内容がweb上に資料としてあるので、各自、自己学習してきてくださいとアナウンスがあり、まじめな私は、もちろん事前にチェックしました。
画像だけではどうしても疑問な設定箇所が数か所あったため、前年度の参加者に質問してみましたが・・・結局、単に設定が間違っていただけのようです。
設定した理由を尋ねても、「疑問に思ったけど、このように教えられた」との回答でした。
数か所 ?? な部分がありましたが、今回はすべて別な方法で実施しました。
救出方法は、救出ポイントのロケーションや現有資機材によって変わりますので、1つではありませんが、救出方法のなかで、なぜこの様な設定にするのか、明確に回答できない指導は行うべきではないと思います。危険ですので・・・
物理の法則には誰も逆らえませんので、すべての設定において説明ができるはずです。
普段...一般の方に救助法の設定やロープに掛かるベクトルの話をしても~大抵 ?? な表情をされて来ましたが、Rescueを本職としていない一般の方で、これほどスムーズに活動できるとは、基本スペックの高さに驚きでした。
【報告者:草野 高行】