メンバー:K野(記)、NmTm、Tooちゃん
※一部の写真は、ご承諾をいただき https://teambanzai.exblog.jp/27619011/ より転載させていただきました。厚く御礼申し上げます。
5月25、26の土日、日本勤労者山岳連盟が主催する「第2回全国救助技術交流会」に参加してきました。
同じ日に、他の山行予定も重なっている会員が多数いたこともあり、N田目さん、Kとーちゃんと、私の3名での参加となりました。
全国連の行事に参加するもの初めてですが、来月地元開催する沢搬出訓練の参考になればと・・・半分研修目的です。
今回、研修ということでフィエスタの予算で、交通費を補助していただきました。
「第2回 全国救助技術交流会」の開催地、新潟県新発田町は、内の倉ダムの湖畔に「杉滝岩」というクライミングスポットがあり、ダム周辺ではキャンプも可能という素晴らしい場所である。
ちなみに、今月11、12日と福島県連のクライミング交流会でも「杉滝岩」に来ており今月2度目の訪問である。
前回の「全国救助技術交流会」は長野県、第2回目は、ここ新潟県、磐越自動車道を使えば3時間弱の距離である。
少年自然の家「あかたにの家」へ昼頃到着し、受付をすませる。
受付のおねーさんから、到着したみなさんは、すでにロープ登はんの練習をしていますよ!! 今回は強豪揃いとの情報。
練習できる時間が限られているので、早めにどうぞと進められる。
強がって「大丈夫です・・・」と言ってしまった。
このロープ登はんは「シングル」「ダブル」の2種類のロープを登り合計タイムを競うというもの。最低1か所のバックアップを設定する。との条件のみのタイムトライアルである。
とーちゃん、N田目さんは、そもそも競技に参加するつもりもないので、練習は関係ない。宿泊する部屋へ荷物を搬入し、夜の宴会まで~部屋でゆっくり休憩と思っていただろうが・・・部屋への荷物搬入早々、体育館へ見学に行こうと無理やり誘った。
しかも、私はフル装備・・・練習する気満々である。
登るロープの太さによって、使用する道具を変えようと思っていたので、下見は重要である。
参加者の中にフルボディーハーネスの方がいた。一瞬同業者がと思ったが・・・ぶら下げている道具でロープアクセス系の方だと分かった。(北海道 安藤さん)
当然、私もフルボディーハーネスを着装、邪魔なビレーロープは背面に接続した。
完全に商品狙いで行きます。
ダブルロープはPetzlのシャントを使用し、アブミにしようか迷ったが、10mもない高さがなので、シャントをバックアップにして腕力で登った。
本来「救助技術交流会」とのタイトル通り、クライミング中における様々トラブルを想定した対応策を、みなさんでお披露目し、技術を共有して安全につなげようとの趣旨ではないか・・・こんな、技術の欠片もない力技でのみで、勝ちに行きたいかと・・・心の葛藤が0.1秒ほどあったが、優勝商品に目がくらみ・・・気づいたら登ってしまっていた。
これが一番早い!!
宴会で、競技界の成績発表
めでたく、商品ゲット「グレゴリーのRescueザック」
一般には市販されておらず、山岳会、救助組織向けのラインナップらしい・・・
きて宴会はというと、さすが全国大会、持ち寄られた日本酒の銘柄がすごい~い!!
日本酒を飲まない私も、興味をそそられる面白いパッケージがたくさんあった。
おいしい料理と、お酒、山菜の数々・・・新潟県連のスタッフの皆様大変お世話になりました。
翌日は、山筋ゴーゴー体操グループと杉滝岩のクライミンググループに分かれての
交流会、フィエスタの3名は、もちろんクライミンググループに入り杉滝岩を目指します。
朝食におにぎりと味噌汁の差し入れもあり、米どころのおいしいおにぎりと、味噌汁をいただくことができた。
杉滝岩では懸垂降下の検証、アルパインクライミングにおいて、懸垂降下中の事故は重大事故に直結します。
普段のお仕事中の懸垂降下はスピード優先なのでバックアップ取らないけど・・・山岳エリアは不確定要素が多いので、みなさんきちんとバックアップ取りましょう。
今回、初の全国連の行事に参加し、商品までゲット、全国の様々な山のスペシャリストの方と触れ合うことができました。
来月は、初めてのRescue講習会を地元開催です。
今回学んだことを参加する皆さんに~お伝えできればと考えています。