メンバー:N会長、K野さん(記)、A坂さん
今月の週休は・・・仕事関係の用事(飲み会)がたて続き~休んだ気がしない。
後輩と土日の休みの交換で~久しぶりに山に行くことができた・・・
山岳会に所属しているが、土日の山行計画が多く~こうでもしないとなかなか参加できない。
今回、訪れたのは朝日連峰の「角楢沢」・・・沢登りである
土曜に夜勤明けで、移動。
角楢沢の出合いで、キャンプ&宴会である。
新入会員のA坂さんに車を出していただいた。
彼とは、大沢の山行でもご一緒したなかである。
数人まとまってのお出かけだと、おこずかい制の~私の財布にも優しくて助かる。
今まで、数回沢登を経験しているが・・・・どれも、ほとんど水のない枯れ沢~
今回、水ポチャがあるらしい。
先に進むほど~だんだんと細くなる吊り橋を3つくらい渡り、出会いまで進む~
激細の吊り橋で、重いザックを背負っているので~バランス感覚が必要。
とりあえず、出会いに到着。
沢屋はとりあえず、火をおこす。
すぐさま枯れ枝を集めだすA坂さん。
宴会・たき火・・・と言わず、緊急ビバークと・・・強く言われた。【N会長 談】
明るいうちに、幕営地に入り~
明日に備えのんびり過ごす。
のみなさん。それぞれ食糧を持ち込み。
大量の食材を前に~食べきれるのか・・・と心配になった。
日常から離れ~
ぼーっとできる時間がうれしい。
露天でのビーバークをすすめられたが~
新たに購入した、クロスオーバードームも試したいので、端のスペースに建てさせてもらった。
どちらに寝るかは・・・虫の状況で決めようと思う。
酒を飲み~ゴロゴロして過ごす。
食糧は、今日、明日の朝までに消費しないと・・・ただ~重いだけなので~
食べきらねば・・・
たき火での調理は~火加減が難しい~
バーナーやフライパンなど・・・持ち込みすぎてザックが重い
酔っぱらって~寝てしまい・・・気づくとシュラフが掛けられていた。
夜勤明けなんで・・・申し訳ない。
時期的に、虫も~それほどいなかったが・・・せっかく建てたドームの性能も試したいので~
夜中の1時頃に、ドームにもぐりこんで寝た。
翌朝~幕営地を撤収し、7時に出発した。
朝一から、なるべく濡れないようにと、沢沿いを気を付けて進んでいたが、滑って最初に水に落ちてしまった。
カメラが水滴で、ピンボケである。
おかげで、濡れるのも躊躇しなくなり、右に行ったり・・・左に行ったりと、ルーファイも気にせず~水線の中央を進む。
効率の良い、ルートを進むことができた。
狭いゴルジュは濡れずにヘツルのも限界なので、みんな水線を進む。
ネオプレーンのタイツを履いているので冷たくはなかったが・・・
帰りの登山道でオーバーヒート気味になるとは思っていなかった。
水の冷たさの変化とともに~所々、雪渓が現れた。
雪渓の下を通過するか、上を通過するか・・・
まだ、時期的に安定しているので~先が見通せるものは下を通過。
巨大なのものは、上を通過しても~再度沢に降りるのも大変である。
(本当に大変な所は、最初に突っ込まされるので、余裕なく写真すら取れなかった。)
スタンスが微妙な小滝もあったが・・・ロープも出さずに互いに手を伸ばしてクリアー
水量でルートも難易度も変わるので面白い。
N会長は、以前は秋口にソロでこなしているらしい~
狭いゴルジュを通過すると~すこし開けてくる。
チョット乗越が困難なところも、ロープを出さずに、ショルダーやピッププッシュで何とかこなせたが・・・
1か所だけ、高巻を強いられる部分があった~20mほどの2段か3段の滝だったと思うが~
右岸より高巻・・・下地が岩の泥壁で、パイルも効かず登りにくい。
おまけに、沢靴が柔らかすぎて、エッジも効かない。
数回~空身でどろ壁と格闘したが~
まったく歯が立たず・・・・
ふと、前方を見ると岩が露出している部分があり、なんとか登ることができた。
下向きの灌木を利用し~開けた部分までトラバース。
浮石多発地帯で・・・・多少気を使ったが~
後続のA坂君にロープを出すことができた。
高度も上がると、視界も開けて~青空が気持ち良い。
回りの山々も、見渡せるようになった。
登山道をただ歩くだけの登山より~より、自然を近くに感じられますね~
周りも開けており、きれいな多段のナメ~
ラバーソールで楽勝♪
沢沿いの涼しい風が気持ち良い。
雪渓の残る~時期にもよりますが・・・
泥壁と雪渓処理に一部手間取り、チョット時間がかかった。
雪渓の下と地形が読めませんね~どこで雪渓に乗ったらよいか、降りたらよいか~
経験とルーファイは大切です。
もう雪渓は無いだろうと考えていたが・・・
最後のスラブ手前に、奴が出現した。
腰にぶら下げた~パイルの石突が、足に当たって痛いので・・・ザックに入れてしまった。
取り出すのも面倒なので、このまま慎重に登った。
大したこと無いだろう~と考えていたが・・・
登るにつれて斜度が増してきた。
滑ったら、止まらない感じですね~
慎重に、スタンスを決めて登り切った。
他の皆さんは、パイル出してました。
反省ですね。
祝瓶山の一般登山道に合流し~針生平へと下山。
作業員風のA坂さんは~フェルトソールのため・・・
何度となく~落ち葉に足を取られ、コケテました。
この沢は、ラバーの沢靴との相性が良いかもしれませんね♪
吊り橋を渡って、駐車場に合流。
連れてきてくれたN会長~
車を出してくれたA坂さん~ありがと~
唯一、翌日に仕事が休みの私は~
のんびりと、泥まみれの装備の洗濯をするとこができました。
ネオプレーンのタイツを履いての下山・・・
天気良すぎて、大汗かきました。