ジロー兄貴は18歳で りんごネコ(猫エイズ)でもあります。
8月2日、どんな怪我や病気にかかろうともいつも 食欲だけは猫一倍のジロー兄貴が外に出て行ったきり、その日は帰って来ませんでした。
帰るに帰れないのではかと心配になり、オイラは深夜も懐中電灯片手に探したんだ
結局、猫一匹見つけられず帰ってきた
8月3日(早朝)
お腹を空かせているはずのジロー兄貴がまだ帰らない。
ジロー兄貴を溺愛しているママさんも 気が気ではなくなってきた。
午前10時頃、 オイラの家の お隣さんが 訪ねて来た。
早朝から ジロー兄貴がお隣さんの駐車場の 車の下で横たわっており、車のエンジン掛けても・車を動かしても避けようともせず動かない ( 普段なら、車は危ないと危険を察知して自ら動きます )
我が家で暮らしている猫だと知っているのでママさんに
お隣さん : 今朝から黒猫が車動かしても下から横になったまま動かないのだけど、大丈夫なんやろか?
そう言って知らせに来てくれたのだ
ジロー兄貴の安否が心配だったママさんは 慌てて お隣さんの駐車場へ駆け付けた。
ママさんがジロー兄貴を 持ち上げても力無くグッタリとしたまま…
ママさん : えらいこっちゃ すぐに病院や
検査結果の結果
■ 腎臓が通常の3倍ほど肥大
■ 癌(ガン)が身体の数か所でみられる・気道付近にも癌がみられ、気道が押し上げられ圧迫されている
■ 血液検査の数値もどれも驚くほど悪い( 腎臓・肝臓など猫エイズもあって免疫もなくなっている )
■ 数日前日まで動けて 物が食べられていたのが考えられない( 普通なら物は食べられない )
病院の先生 : 癌の手術をするにもあちこち転移がみられ、当然手術する体力も残っていないです。入院させて薬や点滴で治癒ではなく延命治療をしても…それも効果があるかどうか…。
ジロー兄貴は病院嫌いで家族の者以外は狂暴となり、心身ともにかなりのストレスを与えることになる。
病院の先生 : 今、こうして生きているのがあり得ないくらいで…命がもってあと一週間か、お盆までもたないと思います。
ママさん : あ、あと一週間…そんな…。 なら、私は入院させずに 家で一緒に過ごしたいわぁ…。
入院させてストレス抱えて家族も居ないまま、もしも逝ってしまうような事があるなら、たとえ家ではないどこかの場所で看取れず逝ったとしても最期の時まで自由にいつも通りに過ごさせてやりたい
すべては ジロー兄貴の意志の望むままに
ジローを連れたママさんが病院から肩を落とし帰ってきた。
病院から帰ってきたジロー兄貴は昨日から何も食べていなかったので 流動食のようなご飯を少し食べた。
その後、斜め向かいの お宅まで自力で歩いて行き、お庭の隅で身体を横にした。
斜め向かいに歩こうとするジローをオイラは必至で止める
アカンて アカンてジロー 出かけたら身体が 身体がもたへん
それでもどこからそんな動ける力が湧いてくるのだ!? と思えるほど、オイラの腕を全力で振りほどこうとしたのでオイラも諦め行かせた
そんな身体引きずってでも行くところ、行きたいところがあるんやな。
( ¯•ω•¯ ) 時間わずかとも、お前(ジロー)の思うまま意のままに悔いなく猫生を生きるんだ それで必ず我が家に帰って来て猫生を全うするんだ
オイラはすぐさまジロー兄貴が少しでも食べやすいモノを求め、ホームセンターへ 走り大量に買い込んだ。
余命宣告されても、それは目安に過ぎずそれ以上にずっと長生きする人も動物もいる。
一週間・お盆までもたないと言われても、もっと長生きするかもしれない( 今までも命が危険な時があったて、何度も「 もたない 」と言われたがいつもそれ以上に生きてきたから )
買って来たご飯が足りなくなればいい 追加で用意しなければならないほど生きてくれたら嬉しいさ
病院から帰ってきたママさんがオイラにポツリ…
ママさん : アンタが先生から ライフ(坊主)の余命宣告を受けた時の気持ちって、こんなんやったんやな……。
共に一緒に生きたいと願っても、いざ数字や期限を示されると急に現実を帯びて限りがあると知らされる。
その気持ちがわかる分、ポツリとつぶやいたママさんの言葉にオイラは『 うん 』としか言えんかった。
8月2日、どんな怪我や病気にかかろうともいつも 食欲だけは猫一倍のジロー兄貴が外に出て行ったきり、その日は帰って来ませんでした。
帰るに帰れないのではかと心配になり、オイラは深夜も懐中電灯片手に探したんだ
結局、猫一匹見つけられず帰ってきた
8月3日(早朝)
お腹を空かせているはずのジロー兄貴がまだ帰らない。
ジロー兄貴を溺愛しているママさんも 気が気ではなくなってきた。
午前10時頃、 オイラの家の お隣さんが 訪ねて来た。
早朝から ジロー兄貴がお隣さんの駐車場の 車の下で横たわっており、車のエンジン掛けても・車を動かしても避けようともせず動かない ( 普段なら、車は危ないと危険を察知して自ら動きます )
我が家で暮らしている猫だと知っているのでママさんに
お隣さん : 今朝から黒猫が車動かしても下から横になったまま動かないのだけど、大丈夫なんやろか?
そう言って知らせに来てくれたのだ
ジロー兄貴の安否が心配だったママさんは 慌てて お隣さんの駐車場へ駆け付けた。
ママさんがジロー兄貴を 持ち上げても力無くグッタリとしたまま…
ママさん : えらいこっちゃ すぐに病院や
検査結果の結果
■ 腎臓が通常の3倍ほど肥大
■ 癌(ガン)が身体の数か所でみられる・気道付近にも癌がみられ、気道が押し上げられ圧迫されている
■ 血液検査の数値もどれも驚くほど悪い( 腎臓・肝臓など猫エイズもあって免疫もなくなっている )
■ 数日前日まで動けて 物が食べられていたのが考えられない( 普通なら物は食べられない )
病院の先生 : 癌の手術をするにもあちこち転移がみられ、当然手術する体力も残っていないです。入院させて薬や点滴で治癒ではなく延命治療をしても…それも効果があるかどうか…。
ジロー兄貴は病院嫌いで家族の者以外は狂暴となり、心身ともにかなりのストレスを与えることになる。
病院の先生 : 今、こうして生きているのがあり得ないくらいで…命がもってあと一週間か、お盆までもたないと思います。
ママさん : あ、あと一週間…そんな…。 なら、私は入院させずに 家で一緒に過ごしたいわぁ…。
入院させてストレス抱えて家族も居ないまま、もしも逝ってしまうような事があるなら、たとえ家ではないどこかの場所で看取れず逝ったとしても最期の時まで自由にいつも通りに過ごさせてやりたい
すべては ジロー兄貴の意志の望むままに
ジローを連れたママさんが病院から肩を落とし帰ってきた。
病院から帰ってきたジロー兄貴は昨日から何も食べていなかったので 流動食のようなご飯を少し食べた。
その後、斜め向かいの お宅まで自力で歩いて行き、お庭の隅で身体を横にした。
斜め向かいに歩こうとするジローをオイラは必至で止める
アカンて アカンてジロー 出かけたら身体が 身体がもたへん
それでもどこからそんな動ける力が湧いてくるのだ!? と思えるほど、オイラの腕を全力で振りほどこうとしたのでオイラも諦め行かせた
そんな身体引きずってでも行くところ、行きたいところがあるんやな。
( ¯•ω•¯ ) 時間わずかとも、お前(ジロー)の思うまま意のままに悔いなく猫生を生きるんだ それで必ず我が家に帰って来て猫生を全うするんだ
オイラはすぐさまジロー兄貴が少しでも食べやすいモノを求め、ホームセンターへ 走り大量に買い込んだ。
余命宣告されても、それは目安に過ぎずそれ以上にずっと長生きする人も動物もいる。
一週間・お盆までもたないと言われても、もっと長生きするかもしれない( 今までも命が危険な時があったて、何度も「 もたない 」と言われたがいつもそれ以上に生きてきたから )
買って来たご飯が足りなくなればいい 追加で用意しなければならないほど生きてくれたら嬉しいさ
病院から帰ってきたママさんがオイラにポツリ…
ママさん : アンタが先生から ライフ(坊主)の余命宣告を受けた時の気持ちって、こんなんやったんやな……。
共に一緒に生きたいと願っても、いざ数字や期限を示されると急に現実を帯びて限りがあると知らされる。
その気持ちがわかる分、ポツリとつぶやいたママさんの言葉にオイラは『 うん 』としか言えんかった。
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