○次元俳句574・撓み(空間)3・磯村光生01・2022-03-13(日)
○「雁帰る棹しなやかにたわませて」(磯村光生01)
○季語(雁帰る・仲春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:空間の「撓み」第3弾。日本で冬を越した雁が北へ帰る。この棹とは雁の列のことであろう。本来のV字型の編隊よりも棹が撓んだようなやや緩やかな隊列。
○磯村光生(いそむらこうせい)
○好きな一句「灯の入りて折り目柔らぐ紙雛」02
○季語(紙雛・仲春)(引用同上)
【Profile】:1942年愛知県安城市出身。1982年東京・新橋に「酒房いそむら」を開店。1992年「扉」入会、1994年同人。神奈川県横浜市にて「風友」主宰継承。
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