○色彩俳句578・赤錆色2・平田明美01・2020-04-13(水)
○「引き込み線真つ赤に錆びて啄木忌」(『磧』1994)(平田明美01)
○季語(啄木忌・晩春)(「→ふらんす堂」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:今日は石川啄木の忌日(1912)。いまは使われなくなった引き込み線の線路がものの見事に錆びている。枕木の間からは草萌の緑が噴き出す。(→「忌日祈念日俳句」へ)
○平田明美(ひらたあけみ)
○好きな一句「春灯パセリを花のごとく買ふ」(『磧』1994)02
○季語(春灯・三春)
【Profile】:1952年静岡県出身。27歳から俳句を学び→加藤楸邨、→原田喬に師事。第2回静岡県俳句協会新人賞受賞。「椎」「→寒雷」同人。
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