●五感俳句0237・湿感07・佐怒賀正美01・2015-07-27(月)
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○「片虹や首の根ふかくしめりをり」(『青こだま』2000)(佐怒賀正美01)
季語(虹・夏) 「かたにじやくびのねふかくしめりをり」(「俳句界201203」より引用)
【鑑賞】:固唾を飲みながら片方だけの虹を見上げていました。ふと気づくと首の根の深くまで汗で湿っています。それだけ虹に見とれていたのです。
○佐怒賀正美(さぬかまさみ)
○好きな一句「螢火の吹き戻されて澄みのぼる」(同上)02
季語(螢火・夏) 「ほたるびのふきもどされてすみのぼる」
【Profile】:1956年、茨城県出身。「天為」特別同人、「恒信風」同人。学生句会で→山口青邨・→小佐田哲雄に、その後→石原八束、→有馬朗人に師事。2006年→文挾夫佐恵より「秋」主宰を継承。
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