●次元俳句0237・反射(空間)08・神野紗希01・2015-07-26(日)
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○「ひきだしに海を映さぬサングラス」(神野紗希01)
季語(サングラス・夏) 「ひきだしにうみをうつさぬさんぐらす」
【鑑賞】:過ぎんとする夏の思い出のように。もはや抽斗のサングラスは、抽斗の薄闇のなかで海を映すことはありません。
○神野紗希(こうのさき)
○好きな一句「起立礼着席青葉風過ぎた」(『光まみれの蜂』2012)02
季語(青葉風・夏) 「きりつれいちゃくせきあおばかぜすぎた」(「朝日新聞2012/9/24朝刊朝日俳壇欄・俳句時評「俳句の音楽性」田中亜美」より引用)
【Profile】:1983年、愛媛県松山市出身。高校1年より俳句をはじめる。第4回俳句甲子園で団体優勝、個人最優秀賞。2002年お茶の水女子大学1年時、第1回→芝不器男俳句新人賞→坪内稔典奨励賞受賞。2004年より『俳句王国』司会。
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