●五体俳句401・五指2・木戸口眞澄1・2018-10-16(火)
○「月光にかざせし五指の濡るるなり」(『斎宮』2013)(木戸口眞澄1)
○季語(月光・三秋)(→「ふらんす堂編集日記」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:月光にかざした五指が濡れるのは月光の飛沫による。方法の「光の物質化」の要素を持ち合わせた句。
●木戸口眞澄(キドグチマスミ)
○好きな一句「雄心のふと淋しくて銀河濃し」(『斎宮』2013)2
○季語(銀河・初秋)(引用同上)※「雄心」:雄々しい心。雄壮な心。
【Profile】:1935年三重県出身。明和町町長を務める。→橋本鶏二の「年輪」、→高野素十の「芹」に入会。「年輪」「かつらぎ」同人。三重県文学新人賞、年輪賞受賞。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます