目標達成に向けてのステップ

目標達成を“思いつき”で進めると、実現可能性は低くなります。そのため、多くの人は十分な情報収集と熟考を重ねてから行動に移します。しかし、情報収集に時間をかけるほどマイナス情報が増大したり、熟考に時間をかけるほど“できない、無理だ”という思いが強くなったりして、なかなかスタートが切れなかったり、時には目標達成を断念してしまうことすらあります。これは“できないこと”を探す方が楽だからであり、“できること”を探したり、“できる自信”を持てるようになるためには、ある種のクリエイティブな力が要求されるからです。
特に難しいと思うことを目標にする場合、「最終目標に至るまでの間に、いくつかの目標を設定する⇒目標を１つ達成したら、次の目標に進む⇒除々に目標のハードルを上げていく⇒最終目標に向かう」というステップを踏む必要があります。そして、細分化された目標は「ほどほどに情報収集する⇒“できる”ための仮説を立てる⇒行動する（小さく進める）」という形で進め、上手くいったら次の目標に向かい、上手くいかなかったら「分析する⇒仮説を変更する⇒行動する」ということをします。なお、一連のステップと並行して“できている結果”をイメージすることも大切なことです。