私たちは
これから何かをするため…
自分の能力を証明する必要があるため…
あるいは
社会的な信用を得たり…
自分の自信の裏付けにしたいため…
などの理由から
資格、免許、学位などの取得を目指して
勉学に励んだりします。
私たちの多くは
勉学の最中には、取得後の輝かしい未来を信じて頑張り…
そして
頑張ったかいがあって、めでたく取得をして
心が幸福感で満たされたりします。
しかし
そこから時間が少し経ったところで
それを取得しても、思い描いていたほどのことが起きなかったり…
取得した途端、その分野に対する熱意が急に薄れてしまったり…
などということが起きたりします。
このとき初めて
手に入れたものが、あくまでも手段にしか過ぎなかった
ということや
実は、この先、とても長く険しい道のりが待っていて
しかも、今、やっとそのスタートラインに立ったに過ぎない
ということに気づいたりします。
資格のようなものは
それがあれば絶対だ、みたいな見方をされがちですが
実は、あくまでも何かをするための手段やきっかけにしか過ぎない
のかと思います。
そしてまた
取り組む前に、それを取得した後、どうしていくのか?
ということを、良く見極めることによって
「こんなはずでは…」という思いをしなくても済むのかと思います。