感受性と手相

デスクワークが主体となっている人

緻密な作業、繊細な作業が要求されている人

感受性が鋭い人

の手相には、細かい線が多く見られます。


それは

人並み以上に、ものごとを感じ取る力があることを意味し

豊かな感受性や思いやりの気持ちとともに

繊細さや傷つき易さにもつながっていたりします。


感受性はプラスにもマイナスにも働くものですが…


感受性に振り回されることなく、感受性を高めて

自分のこと

自分の周りで起きたこと

ものごと

などに対する真意、本質について探求していくと

さらに

今まで感じ取ることができなかったものを

感じ取れるようになってきたりします。


それが定着すると

思慮線（薬指と小指の間から親指方面に向かう線）

が出てきます。


そして

思慮線がしっかりと根付くと

今度は

手のひら全体にあった、細かい線が消えていきます。


それは、無神経になってきたのではなく

自分の感受性に翻弄されないようになってきたのであり…


感じ取る力を残しつつも

起きることに、いちいち一喜一憂しない状態になってきた

とも言えます。

スピリチュアルとオカルト

スピリチュアルとオカルトは

私たちの常識を超越した

超自然的なこと、神秘的なこと、といった

説明困難な、不思議な世界の領域なので

両者は一般的に混同されているようですが…


私の中では

“まったく異なるもの”

という認識があります。


たとえ

足を踏み入れるきっかけが

どのようなものであったとしても…


スピリチュアルの世界は

その根底に

“精神的、霊的な向上”

が横たわっていて

そのテーマを追求する過程において

たまたま肉体を超えた部分

死や生、目に見えない世界

が出てきてしまう…


あるいは

最初は

精神的、霊的な向上を意図していなくても

神秘体験を通じて、霊性に目覚めていく…


それに対して

オカルトは

ただ単に、心霊現象や未知のものに対する

好奇心を満たすものに過ぎない…


のかと思います。


なお

精神的、霊的な向上には

必ずしも神秘体験は必要なく

日常生活での気づきを通じても向上させていけるもの

かとも思います。

スピリチュアリティ

私が体験したことですが…


“肉体を失っても存在している”

ということをリアルに感じ取ることができると

それまでの人生観は１８０度変わります。


自分という存在

これまでの人生で起きたこと

これからどのよう生きて、どのよう死ぬかということ

この人生での使命や目的

本当の幸せなど

とても深く考えるようになります。


それは

考えるというよりは、考えさせられる

と言った方が

ニュアンスとしては正確なのかも知れません。


そして

実生活を通じて考えることを継続しているうちに

色々なことを感じ取るようになってきたりします。


死を出発点として

そこから

しっかりと、自分自身と自分の人生を振り返ると

本当に自分のやるべきことは何なのか？

後悔しない人生は何なのか？

が、はっきりと見えてきたりします。

アクセルとブレーキ

人は

やらねばならないと

分かっているのだが、やれていない…


あるいは

やりたいのだが

周囲の環境やタイミングが悪くてやれていない…


など、理想や内面で思っていることと

まったく正反対のことをやっていたりします。


本人は、それを

正反対だとは気づかずにやっている場合もあるし

正反対だと分かっているものの

どうしようもなくやっている場合もあったりします。


この正反対のことをする感覚は

まるで、ＡＴ車のアクセルとブレーキを一緒に踏んでいる

ようであり…


特に、本人に、その自覚がある場合には

もどかしさや、どうにもならない感覚が

エネルギーを消耗させ

そのことが余計に

気持ちや自尊心を落ち込ませていくようにも見えます。


そのような場合

根本的な解決にはなりませんが…


「自分の心も、周りの状態も

　まだそのことに本気で取り掛かる準備ができていない

　のかも知れない。」


と思うことで

自分や周囲に対する、いらだちや幻滅などの気持ちは

軽減されていくのかと思います。

思いつき

ひらめきと混同し易いものに

思いつきがあります。


ひらめきは

意識がまどろんだ状態のときに起き易かったりしますが…

（先日のブログ　ひらめきを受け取る　参照）


思いつきは

普段活動している状態のときに起き易かったりする

のかと思います。


ひらめきも思いつきも

根拠なく頭に浮かんだものですが…


ひらめきには

自分の意識を超えた、高い次元から降りてくるイメージを感じたりします。


他方

思いつきは、自分の意識の中から出てくる感じがして…


もしかしたら、思いつきは

自分の性格の中の、隠れている部分が生み出していたり

自分では意識していない思い込みの部分や、空想の部分が出てきている

のかも知れません。


思いついた後、何となく不安で

論理的な裏づけを考えたりするのは、そのせいなのかも知れません。