囲碁の本だけではリアル感がないし、夫と対局もできない。
古い19路盤の脚付碁盤はあるが、テーブルに置ける板の碁盤が便利だとAmazonで探して昨日それが届きました。
早速、押入れをモゾモゾ探して碁石を取り出すとかなり古い!
純白どころかうっすら筋のような汚れが(?)あり古色蒼然とした遺物になっている。
(*白は蛤貝でできているらしい)
でも触ると薄くて優美!
まるで年老いた貴婦人のような碁石
打つ音がまた細くて繊細でいいのです。
碁会所のプラスチックの碁石とは全く違う。
プラスチックはガジャガジャ、
こちらはカシャカシャという優しい音
しばらく碁笥に手を突っ込んで感触を楽しんだ。
「アメリ」の映画で、好きな三つのこととして、(運河で)水面に小石を飛ばして水切りをすること、豆の大袋に手を突っ込むこと、ケーキの焦げを(クレームプリュレだったか)お匙でつつくこと、だったような記憶があるが、豆袋に手を入れて指の感触を楽しむのと同じようだった。
こうして環境は整ってきたのに力がつかないのがとても悲しい。