APOSTROPHES アポストロフII

久しぶりにブログを再開しました。

碁石

2024-05-24 17:14:00 | 日記
囲碁の本だけではリアル感がないし、夫と対局もできない。

古い19路盤の脚付碁盤はあるが、テーブルに置ける板の碁盤が便利だとAmazonで探して昨日それが届きました。

早速、押入れをモゾモゾ探して碁石を取り出すとかなり古い! 

純白どころかうっすら筋のような汚れが(?)あり古色蒼然とした遺物になっている。
(*白は蛤貝でできているらしい)






でも触ると薄くて優美!

まるで年老いた貴婦人のような碁石

打つ音がまた細くて繊細でいいのです。

碁会所のプラスチックの碁石とは全く違う。

プラスチックはガジャガジャ、

こちらはカシャカシャという優しい音

しばらく碁笥に手を突っ込んで感触を楽しんだ。

「アメリ」の映画で、好きな三つのこととして、(運河で)水面に小石を飛ばして水切りをすること、豆の大袋に手を突っ込むこと、ケーキの焦げを(クレームプリュレだったか)お匙でつつくこと、だったような記憶があるが、豆袋に手を入れて指の感触を楽しむのと同じようだった。

こうして環境は整ってきたのに力がつかないのがとても悲しい。


囲碁用語

2024-05-23 06:09:00 | 日記
先日の碁会所の出会いで、

「早く打てるようになりたい」

「せめて囲碁用語を理解して力をつけていきたい」と思うようになりました。

はい、単純なんです、私は。

これは血筋のようで、学生時代の息子のあだ名は「シンプルトン」。

ちなみに夫の名前は「純一」

以前は漢字を聞かれると(尊敬を込めて)「純粋の「純」と一番の「一」です」と答えていましたが、正体がわかってからは「単純の「純」に横棒の「一」です」

一家全員、裏が読めないシンプルトン家族。

一冊しか持っていない囲碁の本、問題集が欲しいと日本棋院に行って2冊買ってきました。

一冊は「超基本」、「一生の財産となる全ての基本」って帯にあります。

私にピッタリ、と思って問題を解き始めたら何か難しい、用語がプロっぽい、

「白2で2とコスんだら、黒3とアテます。白4のツギには黒5とゲタで取れます」

?????

「黒1のアテ込みで、白はしびれています。白は2と抜くしかなく、黒3とサガるのがトドメです」、、、、

?????




もう一冊の表紙をよーく見ると、「初段に必要な筋・形が身につく!」

しょ、しょだん!!!、、、、

まったく、、どこを見て買ってきたのでしょうねぇ、、

でもだんだん解いているうちに、そんなに的外れな打ち方はなくなりました。

漢検も気になります。

5月はバザーの準備もあり、手付かずのまま

漢検も囲碁もまずは二年でスタートに立ちたいと思っています。



日々好日

2024-05-21 07:24:00 | 日記
昨日は訪問鍼灸の日で(私の)囲碁の時間とかちあっちゃいました。

もちろん夫の腰痛が優先で私の膝痛も相談したい(無理じゃなければ施術していただきたい)ので囲碁のお兄さんに電話をすると
時間を延ばしてくれました。

長いお付き合いの鍼灸師さんは丁寧で確実な腕で患者さんがいっぱい

「では奥さんにはツボを教えますから自分でやってください」と言われ、夫と隣の私のベッドを両方診ながら並行治療!

「何かスポーツされてましたか? 立派な足です(←ただの大根足をこう表現 笑)

「まだ軟骨は減っていないのでお灸を1日おきにしてください」

最後は膝に効く体操を教えてくれました♪

帰りにハイジという焼いたばかりの白パンを差し上げました。

遅れて行った碁会所、午後の部の老若男女は一斉に退去、しばらくすると静かな部屋に、ヤァヤァー久しぶり!とダンディな紳士二人が来られました。

「○○先生(高段の方らしい)、私のお弟子さんのこのかたと(私のこと)さしていただけますか?」といきなりダンディに無茶振り!

優しく理論的にささやくような声で(難聴なのでほとんど聞こえなかったが)教えてくれ、あっけなく終局

でもその後が面白かった。

他に誰もいない部屋でお兄さんとその先生方と「囲碁の歴史」や「お坊さんと囲碁」など雑談はつきません。

「琴棋書画」と言って昔は音楽、囲碁、書、絵は貴族の嗜みとされ、江戸時代は囲碁好きな家康がさらに振興させて一般にも急速に普及した話、

川端康成の「名人」もいいねー」

「すみれちゃん(仲邑菫)は天才だろうね」などなど

あぁー、楽しい!楽しい!雑談大好き!

すっかりここが好きになりました。

「これから日本棋院の仲間と飲み会なんですよ」とお兄さん

いいなぁー、いつか仲間になりたい、、、

いよいよ発送

2024-05-19 08:16:00 | 日記
週末のバザーが近づいてきました。

初めての出店なので必要なものが次々に出てきてダイソー3往復しました。

机にかけるフックが12個、同じものが揃わなかったが、まっ、いいか

値段設定を息子夫婦と一旦決めたものの相場がわからず不安です。

いつも引っかかるのが「手作り」という言葉
「プロではないが、、」というニュアンスが入っている言葉です。

手作りクッキー、手作りケーキ、、、

そこにどんな付加価値があるのか、

丁寧、安全、材料のこだわり???

価値を認める人だけに買って欲しいと思います。

主催者から、全部に値札をつけるように言われたので、結局、材料費だけの弱気プライスでつけました。

バザーですからね。

それでいいのです。

布バッグはたたむとシワがよるのでどうしたものか、パッキング用に紙類を詰めたもののダンボールにはいらない

車があればいいのですがねー

ないので事前に主催者に送ることになっているのです。

今回は私は留守番、娘がカリスマ販売員(?)をやってくれるので大助かりです。

そうそう、看板を描かなきゃ、、、

忘れかけてたカリグラフィーで書いたものの不出来!だなぁー、、、





まっ、いいか

アイロンで最後の仕上げをしていると糸をきちんとカットしてなかったり、、

買った人こそ

まっ、いいかっ、、、かも

認知?会話

2024-05-17 17:58:00 | 日記
最近、夫の老化に伴う認知があるかどうかがわからなくなりました。

記憶力低下は数値に現れるのでわかりますが、それと認知度って違う気がします。

今までの会話で「はてな会話」は一度もありません。

例えば、
「今、何時?」
「ここは長野だよ」
などというちんぷん会話のような、、

しかし、久しぶりにあった方は、認知が入ってると思われるはずです。

会話の展開ができないからです。

「お元気ですか?」
「はい、元気ですよ」でプッツン、終わり

どうしてだろう、、認知かなー

昨日のこと、
「お昼 何食べたかしら?」
「うーん、何だったかなぁー」

夫は思い出せない。

「ししゃもだったわね。小さな綺麗なお魚」
「そうそう、そうだったね。ししゃもって「柳葉魚」って書くんだよね」

記憶力低下を知識でカバーします。

以前、こんな会話がありました。

最近、調理用品にシリコンがありますね。
(上の画像)

「シリコンって高熱など大丈夫かなー、
シリコンって化合物?」

「化合物じゃないよ」

「じゃ、元素なの? 周期表にあるの?」
と聞くと

「あるよ、元素記号はSiだよ」と夫。

「でも調理などに使うゴムっぽいのはシリコーンという化合物だよ」

↑ (調べると)正解でした。

漢検が時間切れでギリギリセーフの模様、私が自信を無くしてたら

「高得点なんて狙わなくて、まずは受かることが大事じゃないの?」

↑納得の回答です。

私の誕生日を(12月上旬)忘れるのは54年間ずっと変化なし

12月になり、誕生日が近づくと暗示をかけます。

「今週って何かの大事な週よねー」
「そうだね、真珠湾攻撃だ(12/8)!」

💢 😡 🗯️ 😬

2月末は結婚記念日
「2月末って何かあったわよね」
「うん、2・26事件だね」

💢 😡 😤 🗯️

当然、その両日は一人酒でひとり荒れます。、、、

さっき、

「アホとバカってどう違うのかしらね」ってふざけて聞くと

ばかばかしい、、、」と夫

そう言えば、
1960年代にヒットした映画「男と女」の後編「人生最良の日々」といういい映画が5、6年前にありました。

昨年秋には「ヴォルテックス」という認知症の妻を描いたフランス映画も感動的でした。

どちらも

「記憶」は失っても「知性」は失っていないというものでした。

わかります。