APOSTROPHES アポストロフII

久しぶりにブログを再開しました。

10年

2024-05-16 17:24:00 | 日記
孫が来週の誕生日で九歳になります。
生命としては10年か、、

あの小さな塊が、今や飛んで跳ねて走って、、話ができて文字を知って空気も読めて、、

大変な進化です。

動物のなかでは人間の成長は遅いと言いますがいやいや早いですよ。

感動です。

では、高齢者はどうでしょう? 夫の場合、

10年前は普通に歩いていたのが8年前には杖、6、7年前から小さな病気で入退院が続き、記憶低下、2年前から歩行距離が短くなり、去年から外は車椅子、そして先月の腰の強打で室内も車椅子に、、

10年の退化はとても早いです。

同じ速度の進化と退化を目の当たりにしたこの10年でした。

孫は大人へ、高齢者は原初へ向かっている感じです。

ある番組で、100歳を超えたクリエイターの方に、

「100年というのはどう感じられますか?」と司会者が質問しました。

「10年ってどぉ? 長い?短い?
100年って10年が10回きただけよ」と回答。

そう考えるととても短い。

一場春夢、黄梁一炊、、漢検にも人生の儚さ、短さを意味する四字熟語が沢山あります。



ドリア

2024-05-15 17:34:00 | 日記
98歳まで元気だった母はドリアが大好きでした。

以前はよく作っていましたが、夫がコレステロールが高めでいつのまにか脱落したメニュー

元気な高齢者は一病息災ながら洋食好きな方が多いような気がしますがどうでしょうか?

もう末期高齢者のふたり、好きなものを食べようと決めたら一気に乳製品が多くなりました。

今日のランチはドリア、、

ちょっとルーが少なかったようで洋風おじやになりましたが、
夫は久しぶりだからか美味しいとパクパク食べていました。

有楽町に妹とよく映画に行きますが、困るのはランチ決め

銀座もここ数年で様変わりし、どうする?
どこにする?となります。

決まらない時は、銀座ル・ブラン

メニューで迷う時はルブランの人気メニュー、ドリアで決まり

さて、24日から映画「関心領域」が公開されます。「落下の解剖学」でファンになったサンドラ・ヒューラーが主演
とても楽しみです。

さてランチはまたル・ブラン????

またドリア??????





救急車     ↑ ツツジを覆う昼顔

2024-05-13 12:23:00 | 日記
夫が昨日朝から頻繁に咳をしだして心配になりました。

2週間前に肺炎で入院、10日で退院したばかりなのに、、

まさか再発か、、

とても不安になりました。

少しずつよくなっているとはいえ、まだ腰の強打もあり歩けません。
こちらもレントゲンをとって骨の状況を調べてもらいたい、、、

娘に状況を説明すると即決で「救急車で(私が)連れて行く」!

(病院からも何かあったら救急車で連れてきてくださいと言われてるし、、まっ、いいか、)

でも救急車ってかなり覚悟がいります。

初めて呼んだのは12年前、

119を押すのも交換手と話すのも頭真っ白、心臓ぱくぱく、、住所もアワアワ、と震えていたのを思い出します。

次は山の家で呼んだ時。
もうすっかり慣れたもので、落ち着いて普段話すように応答できました。

今回は全て娘主導で即断・即決・即実働、、

オロオロモタモタする母親を締め出して状況説明など直接やっている

職業人というか現役社会人は行動が早い。

結果は肺も腰も異常なしでした。

帰りは未だ歩けない状況なので、
試しに介護タクシーを使ってみようと娘、あるタクシー会社に要請し室内まで運んでくれるサービスを使いました。

(先日の退院の時は息子が手伝ってくれましたが、こういうサービスがあれば助かるかも)

「社会は案外手厚く仕組まれてるのよ、使わなきゃ、」と娘は言います。

「我が家は未だ介護保険を知り尽くしてない、もう少し調べて!!」と宿題もドサっと与える。

老いては子に従い、、、

多分 去年までだったら、私は現役感を出してたでしょうが今年はあっさりと白旗をあげました。

良きにはからえ!と、、、

昨晩はよく眠れました。

いつもの朝食を一緒に摂る幸せ、、

しかし、娘は次の手を打つ!と言う。

なんだろう、、、、

新しい不安がまたひとつ、、、

A組 クラス会

2024-05-12 12:19:00 | 日記
夫の高校時代のクラス会はZoomを使って月一でやっています。

とびきり元気なクラスのようで毎回常連は8、9人、もっと元気なグループはリアルクラス会もされててこちらも同じくらいの人数とのこと。

40人中 半分は元気という素晴らしさ。

86歳世代です。

5月のクラス会は一昨日で「私たちは」早めに夕食を済ませ仮眠、それが泥沼睡眠になり、気づいたのは真夜中

あららぁーー、、、

なぜ「私たちは」ですって?

そうなのです。本来は夫が参加すればいいだけのことですがPCに暗い夫のサポーターとして私は画面にうつらないようにして脇で操作してるんです。(黒子=私、はみなさん承知)

翌日、幹事の方から無断欠席を心配されてメールをいただきました。参加者の近況も詳しく書かれていました。

4月末から次々に起きるトラブルに奈落の底状態だったので、「他人を心配する」「他人に思いをかける」ということにとても感動しました。

そして思ってくれてる人がいることがとても嬉しくなりました。

また、思うだけでなく行為に移すことの大事さも先輩に学びました。

返事のメールに、(安心していただくために)夫の写真を添えて送ったら幹事さんが全員に転送されたようで皆さんからメールが届きました。

「○さん(夫のこと)は60年前のA組でいつも爽やかでその姿をよく思い出すんです」と元女子高校生から届いたり、、

「本を筆写されてる様子、さすがです」など

いやいや写真にはうつらない内部事情がたくさんあるんですよーと私の影の声

ある方は奥さんの認知症が進行して徘徊が始まり警察にお世話になっているとか

あるかたもやはり奥さんが認知症になり施設に入ってすぐ世の中がコロナ状態、頻繁に面会はできず先日亡くなられたとか

みなさん 程度の差こそあれ何かを抱えながら必死で戦っておられます。

とても共感できます。

その中、オンラインクラス会でみんなの顔を見るとホッとします、幸せですとみなさん、言われます。

A組、羨ましい!

純正A組でなく不純物が他1名入っていても仲間としてウエルカムしてくれる寛容さ、

A組、素晴らしい!




モリスの栞

2024-05-10 13:42:00 | 日記
好きな生地はウイリアム・モリス、中原淳一、小関鈴子、アフリカの生地、といろいろありますが
小物にはモリスの生地が合うようです。

精密な図案、うるさいようで収まりやすい、ダサいようでそうでもないのが不思議

日本の風土というと大袈裟ですが、色の明度が合うからか

どれも飽きない

知人がリフォームする時、寝室の壁紙をモリスの「いちご泥棒」にしました。

いいかも、、、

植物と鳥は代表的ですが こんなかわいい押し花のようなデザインもあります。



今日もまたモリスの生地で栞を作りました。


作ったものの、月末のバザーに出すかどうか迷っています。

本を読む人は少ないし、娘世代はKindleで読んでるらしいし、、、

しばらく手元に置いて欲しい人にあげましょう。