今年も残すところ、2日となりました。
年賀状やお正月準備の買い出しも終わり一段落したところで、気になっていたブログを年内に更新しておきます。
パティシエ養成講座の4日目~8日目までを一挙にご報告します。場所は神戸国際調理製菓専門学校です。(わぁ~、昔過ぎて恥ずかしいです整理の意味を兼ねてUPさせていただきました
)
12月1日(木)4日目「梨のタルト」を作りました。
タルト生地の基本を習いました。そして梨を薄くカットして倒して一気に並べる技やバーナーで焼き目を付ける技も習いました。ピスタチオを細かく切って飾る事で、ぐっと味がしまります。見た目も美しくて本当に美味しい~~~
12月2日(金)スポンジケーキの基礎「ジェノワーズ(共立て)」をしっかり習いました。
フランス人の名物講師パスカル先生が担当で、本場フランスのパティシエの話しや仕事としての厳しさをトコトン語って下さり、とても刺激的でした。フランス語と日本語によるバイリンガルの講義も新鮮でした
「卵の固まる温度は?・・・」「えっ知らない
学生でも知っているよ
62℃です
」・・と基本の卵のプロテインの話になって~~、「わぁ厳しい
」。一応「パティシエ養成講座」なのて、たとえ8日間でも高いレベルの内容をどんどん話され、高い出来栄えを要求されます。私達受講生20名は緊張の中キビキビと動き回りました。とっても勉強になりました
日本のケーキはかなりフワフワに対して、ヨーロッパのスポンジはもう少ししっかりしています。丁寧に作り上げて行く様子を段階を踏まえて見せていただき、持ち場のテーブルに戻って2人1組で作って行きます
わぁ~出来た
午後、続いてパスカル先生に「フルーツケーキ」を習いました。レーズン、アプリコット、イチジク、バニラ、コニャック、蜂蜜が入っています。学校では贅沢な食材を使います。今回用いられた蜂蜜は1kg何万円もする珍しいヨーロッパのものです
一人1本焼きあげて持って帰りました。パウンドケーキは持ちが良く、長い間楽しめました こんなに美味しいケーキに今まで出くわしたことがないくらい、香も味も超極上でした
幸せな体験です
12月5日(月)午前午後共にパスカル先生による「クリスマス・アントルメ」です。この日は実習はなく、クリスマスケーキの作られる工程を説明を受けながら見学です。
先生の手先に皆釘附けです
見る見るうちに出来上がって行きます。正に芸術 感動でした
説明はフランス語で書かれます。それが妙に心地よいのです
最後にちゃんと試食させていただきました それはそれは深みのある何とも言えない2種のケーキでした
12月6日(火)午前「シュークリーム」の実習です。簡単なように見えても、卵の加減が大事です
こちらも5個できてお土産に持って帰りました
午後からは「ショコラ(チョコレート)」です。ミルクチョコとブラックで、それぞれにナッツを入れました。
この授業もパスカル先生で、「本物の味に触れて、理解せよ」と最高級のカカオを味見させてもらいました
ナッツは時間をかけて炒りました。出来上がりの板チョコ2枚がお土産です。
その間に南仏出身の先生は地元の「ミードペン」を特別に焼いて下さいました
アッツアツのパンを無塩バターと花塩を付けて食べました。とても素朴ですが、それが本当に美味しくて、食文化を愛するフランス人の心に触れた幸せな時間でした
実習以外にも、経営論やラッピング、洋菓子史、食育の授業もありました。
たった8日間の授業でしたが、内容が濃く、本当に貴重な体験をさせていただきました。
本格的な洋菓子に触れて、市販のケーキがちょっと物足らなく感じられました。
最後に5倍の確率で受かった受講生20人を記念にUPします
素敵な機会をいただいたことと、素敵な先生方と仲間に出逢えたことに感謝します
必ず今回習った教えや考え方を色々な形で活かしていきたいと思います
ありがとうございました