2月21日午後からの「全国食育交流フォーラムin三重」参加に当たり、主催である「モクモク手作りファーム」を見学することにしました。
友人Mと朝9:30
出発→名神→京滋バイパス→新名神→甲南ICで降りると、目に入ったのがブタさんの看板です
分かりやすい~~
11:10ファーム着
大阪駅前伊勢丹にこちらの支店レストランがあって、以前から一度本店ファームに行きたかったのです。

ハム工場から始まっただけあって、モクモクは草を食べる豚からのネーミング
豚さんがお散歩をしていて、至る所にぶたキャラがあります

入ってすぐにぶたのテーマ館です

会場内は手作りのイラストやマップなど、カラフルで楽しいですね

ブタショーとか色々なイベントがあるようですが、季節や時間帯が合わず見れませんでした。
「エコボトル」の取り組みをされています。ロゴの入ったボトルでジュースなど入れて持ち歩き、使い捨てゴミをなくす運動ですね

看板のあれこれです。

「イチゴの収穫とイチゴタルト作り」体験を見学しました。合理的に準備がされています。
大きなパン窯が奥に見えます。

お昼はモクモク名物のランチバイキング(1800円)に。やはりハムは欠かせませんよね

新鮮な野菜たちがとても瑞々しくシャキシャキしていて甘くて美味しかったです
店内の様子はちょっと天井が低目
でもブドウの木が生い茂っています。
葉っぱが付くとまた雰囲気が良いでしょうね

田んぼにはモミがらを敷いて、砂場的な遊び場に

自然観察も出来るようになっています。子供たち嬉しいでしょうね

13:30ファームを後に、フォーラム会場に向かいました。

あやま文化センター入り口の看板です。モクモクスタッフによる明るい声をかけで会場内に。
180名ほどの参加者です。
14:00~佐藤剛史助教授の基調講演「生きる力をはぐくも食育」
「性」と「生」は「食」に繋がり、「食」が子どもの心を育む。
スライドによる紹介。助産婦内田美智子さんの赤ちゃん誕生や死産の話。そしてガンを宣告された女性が5歳の我が娘に家事のこと、朝食作りを教えて彼女亡き後もちゃんとお父さんに朝食を作ってあげている様子です。共に涙ぐむ参加者が多かったようです。
また「お弁当の日」実施から、お弁当を作る事で親の真似(早く上手く作れるようになりたい!)をしながら人間の自立と成長の本能が養われる。特にアイデア力、段取り力、利他力など人間として将来社会に出た時に役立つ要素が身に付くとのお話しでした。
また先生の大学の学生さんの作文から、外食や中食ではなく手作りの食事がどれだけ温かい家族の絆となるかを感じ取れました。
本当にそうですよね。 豪華でなくていいのです。その人の為に作ってあげる事が尊く、そこに愛があるのですね
15:45~「フランスの味の教室現場レポート」
こちらは現地視察されたパネリスト3名と佐藤先生等によるものでした。
印象に残ったのは、トゥール地方の小学校ではご飯を海苔や卵でごく細い巻きにして食べたり、チョコ(ミルク・ビター)の味を分析して書かせたり。ただ単に好き嫌いで終わらせず、バランスの好みが大人になって変わる事も含め、味わいというものがあることを知らせること。この「知ること認める事が大事」としていた。・・・と報告がありました。
確かに、昨年パスカル先生に教わった授業が頭をよぎります
食時に対して、向こうの人は本当に時間をかけて話をしながら楽しみますね。2010年フランス料理が食としての世界文化遺産になった事もうなずけます。
フランスでの味覚教育の話はとても興味深いものでした。
このイベントは2泊3日で、翌日は分科会となっていましたが、初日のみ参加にしました。
きっとさらに深めた内容となったと思います。
今回のモクモクファーム体験とこのフォーラムでの話しを踏まえて、私なりに今後に活かせたらと思います
有意義な一日でした

