食・健康・若返りを目指す黒ヒョウ

美味しい物を食べ、ちょっと体を動かし
健康的な若返りを目指しています。

ぶどうの学校(摘粒&アグリーダ)

2013-06-28 00:09:49 | My Farm

6月23日1週間ぶりにぶどう畑に来たら、私のブドウはこんなに大きくなっていました

綺麗に見えるでしょう

でも粒はまだまだ大きくなるので、ギッシリ詰まると大きくなれずに裂けたりしていくのです

だから、いかに摘粒(粒を落としていくこと)するか・・・です。

こうなると、だんだんハサミが入りにくくなります

実はハサミを粒の根元に当てて、綺麗にカットしないとダメで・・・

これって見づらいのです こんなところで老眼鏡が必要って感じです。

他の粒を傷つけたり、違う粒の枝を切っていたり・・・

結構やっちゃいました ごめんね~~~

でも、ちょっとマシ? もうちょっとカットですね

藤稔」は一粒が500円玉くらいになるそうで、ひと房に30~35粒にするように言われています。

1房を摘粒して整房するのに、そして順にやっていくのに結構時間がかかります。

一応、やるべき仕事(摘粒、整房、摘芯、芽かき、草抜き)をやり終えて  帰路に

      

これは私の木だけから摘粒で切りおとされた粒を集めたものです。

大事に持ち帰りました。

・・・「アグリーダ」を作るためです

それは未熟ぶどうの汁のことです。

ヨーロッパで昔から酸味として使われていて、一般的なようです。

レモンが品薄になるこの時期、ちょうど間引いたぶどうで代用するのです。

「とってもフルーティで、お料理が一段と美味しくなるのよ」と昨年教わって、作るようになりました。

こんなに可愛いハートの粒も切り落としました

最初に、悪い粒と茎も取り除き、きれいに洗います

こんなにどっさりできましたよ 

そしてフードプロセッサーにかけます。

そしてフキンやガーゼで越します。

直ぐにフキンの周りからアクで色が変わります。

にごりが下に沈むのを待って、上澄みの透明な部分だけを煮沸消毒した瓶に入れます。

こんなにも沢山とれましたよ

お料理の酸味に、お酢の代わりに使えます

ぶどうの甘い香りで、部屋中が満たされました

楽しみです。

未熟ぶどう達、良かったね ありがとうネ

もっと「アグリーダ」が広がったらいいですね

エコでグルメですよね

 

 

最後までお読みくださって、ありがとうございます。

次回は袋かけ・・・?

8月末~9月の収穫が楽しみです

 

 


ぶどうの学校(6月16日:2度目のジベ処理&梅の収穫)

2013-06-27 23:18:28 | My Farm

「ぶどうの学校」ちょっと貯めてしまったので、6月16日と23日続けてUPしますね。

6月16日(日)朝のうちは少し小雨が残っていましたが、運よく雨も上がりました。

茎に雨だれが光って綺麗です!!

この日は2度目のジベレリン処理。

まずは、粒を落とします

「落として何ぼやから、ちゃんと切り落としてよ~」と、指導員から言われます。

・・・こんな感じで、いいんじゃないかな 

そしていよいよジベレリン処理に。

1度目は曇りが良くて、2度目は本来はカラッと晴天がいいのです。

何故って、ジベレリン液が残ると、ジベ焼けしてしまうので、房にジベレリン液が残らないように、漬け終わったら振っておくことにしました。

この房は、まだまだ切り落とさないとダメですが・・・

まぁ、様子を見ることに~~~

ジベ処理が終わる頃には晴天になりました。

全体的に、摘粒、摘芯や脇芽とり、草抜きが終わったら・・・

隣の梅畑に行って、梅酢の梅を収穫することに~~。

大きく実っています。

農薬を使わないので、ちょっとばかりは茶色くなったり・・・気にしない気にしない

これだけ収穫しましたよ。1kg以上あります。

あまりに暑くて、 帰りに「六甲のめぐみ」に立ち寄り、ジェラードを食べました。

これは、ブロッコリーとトマトのジェラードです。

トマトは酸味と旨みが抜群で、トマトらしいとっても美味しい味になっていました。

ブロッコリーはちょっと分かりづらいですたね。

この日は帰ってから梅酒作りをしました。

浸かるのが楽しみです

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

続けて6月23日のぶどうの様子もご覧下さると、光栄です。


野菜教室「とことんトマト」

2013-06-25 10:19:03 | 食と健康

6月22日(土)野菜教室「とことんトマト」~お馴染みトマトの徹底研究~を開催しました。

最初に、トマトの名称~~仲間~~歴史へとパワーポイントを使って説明します。

ナス科の仲間の復習。

かなり花を見て言いあてられるように なってこられました

・・・正確には、遠方(福知山から初参加)からの方が菜園をされているので良くご存知

他にも、園芸や菜園をされていらっしゃる方がちらほら。

そして常連の方が、お分りになるようになり、ちょっと嬉しいです

      

海外でトマトのことを「ポム・ダムール=愛のリンゴ(仏)」「ポモドール=黄金のリンゴ(伊)」「ラブ・アップル(英)」と言います。

しかし学名は「リコペルシコン・エスクレンタム」でオオカミの桃と言う意味なんです。

ちょっと酷くないですか

そのことを紐解くために「トマトの大航海」と銘打って、世界地図を見ながら頑張って語りましたよ

1.原産地はアンデス山脈標高2,000~3,000mで、その昔インディアンが栽培していました。原種はミニトマトみたいに小さいですよ。

2.インディアンが移住に伴い、トマト産地もメキシコに広がりました。

3.新大陸発見後、スペイン人が南米に入り、インカ帝国で食べていたトマトとジャガイモをヨーロッパに持ち帰りましたが、トマトはいっこうに受け入れられません。他のナス科の毒草に色が似ていたのでう、毒として嫌われました。

4.1550年ころに生ると、観賞用としてヨーロッパに広がりました。

5.イタリアで大飢餓で死者が発生し、食べる物が無くなって、恐る恐るトマトに手を付け、美味しいと分かり、やがて食用として特にイギリスでは煮込みケチャップが生まれ、18世紀に加工用トマトの品種改良がヨーロッパで盛んになります。煮込み料理が多いヨーロッパは今に至っていますね。

6.19世紀以降北アメリカ開拓使によってトマト栽培が発達し、品種改良もされ、トマトケチャップがヒットしました。

7.トマトがどんどん品種改良で大きくなる中、ミニトマト「Seet100」をアメリカが輸出。もともとイギリスの園芸栽培輸出用に作られたが、日本で大ヒット。やがて世界に広がったわけです。日本のお弁当文化にマッチしたのですね

8.日本では江戸時代、明治初期、昭和初期と3回トマトが入って来る訳ですが、2回は普及せず、昭和になって洋食のサラダ用に生で食べるトマトが受け入れられるようになり、今では多くの種類が出回っています。

~~~と、ざっとこんな感じで、トマトの生い立ちを見て行ったわけです。

他にも、種類、栄養価、トマト観察として、生長の仕方やみの付け方、裂果トマトや変形トマトの原因、それによるトマトの選び方などに至りました。

私が以前トマトの生態を知って感動したのが、規則正しい生長です

葉・葉・葉・花(実)葉・葉・葉・花(実)としかも90度ずつ生長していく

これって、凄くないですか 感動しません

だから、必ず最初の花を収穫しやすい道側にしたら、間違いなく収穫できるのです

あとは、今回のために収穫した「浅井さんちのトマト」の様子と現在のオランダにおける「スマートアグ」のご紹介。

テーマが「とことんトマト」なので、ギッシリ内容を詰めましたが、皆さん楽しく聞いて下さった・・・と勝手に思っています。

自己満足の世界??

そして、食べ比べです。

 

(左)「桃太郎ファイト」で植え付け栽培方法を変えたものを2種。

(右)レッドオーレ(中玉)

(左下)カラフルミニトマト(ショコラ、グリーングレープ含)

(中央)ピッコラカナリヤ(オレンジ)

(右下)シシリアンルージュ(料理用赤トマト)

皆さんには、大玉か中玉を1個ずつ持っていただき、トマトの部屋に沿ってカットしていただきました。

いかにトマトの種やゼリーを出さずに壁面中央でカットできるか~~~

これを知っていると、料理の時助かるんですよね

ちなみに、底の放射線の真ん中か、ヘタの周りのくぼみに沿って切ってみてください。

気持ちいいくらいに綺麗にカットできますよ

こちらは、試食試飲の品です。

1.トマトフレッシュジュース・・・塩も何も入れずにこの美味しさ

2.ミニトマトのゼリー和え

3.トマト同種和え4.トマトのブルスケッタ

5.トマトのビスケット(←写真下)

それに食べ比べが入って・・・

こんな感じになりました。

赤ずくめです。

徹底研究だけに、食材をトマト意外加えたくなかったのです。

でも、緑はサラダセロリーなんですよ

 

皆さんの一番人気は、やはり「冬トマト」と「ピッコラカナリヤ」でした。

やはり、味の濃いトマトと糖度の高いトマトが人気ですね。

 

ちょっとトマトに詳しくなっていただけたかしら

この季節、どんどんトマトを食べて、医者を青ざめさせましょう

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

大航海をしたトマトたち、こんなに愛されて良かったね

 

 

 


「浅井さんちのトマト」レポート

2013-06-23 22:52:34 | 食と健康

6月20日(木)「浅井さんちのトマト」を野菜教室(6月22日)用に分けていただきに行きました。

神戸市西区にある浅井農園です。

ハウスが6棟あります。

あっそうそう、トマトナス科植物なんですよ。

こちらは一番昨年10月に定植した抑制栽培のトマトです。

なんと10段目まで来ています。

ハウスの高さが限界があるので、傾斜栽培(収穫が終わった下の葉を落として、寝かせるようにする)です。

その時に役立つのが、この洗濯バサミの様なクリップ

簡単に紐を掴んで離さない優れ物で、農家さんの作業手間を超省いてくれます。

右の温度計は、土温・ハウス温度が常にわかるのです。

他にもデータとして、残っていくようですよ。

根っこのためには、土温がとっても大切。

これは植物を植える時、最初に習いますね

左下の黄色いのは、虫取り紙です。

そういえば昔、祖母の台所に茶色の細長いハエ取り紙がぶら下がっていました(笑)

升目が入っていて、どの虫がどれくらい発生しているかを調べ、対応を考えるそうです。

農家さんにとっては当たり前のことでしょうが、初めて見る物ばかりでした。

色々と工夫がなされているのですね

そして、最後は米ぬかを撒いている写真です。

分かり辛いですが、菌が発生しています。

良いバクテリアを増やすために、畝の外にまかれます。

納豆菌やビフィズス菌たちも増えるそうですよ~~!

こちらの品種は「桃太郎ファイト」です。

元気が出そうなネーミングですね

色づくのが楽しみ~~。

でもね、ここ数日の雨で、土伝いにハウスの中まで水がしみ込んできています。

この写真は色が変わっていて分りやすいです。

表面が乾いていても、土中で水がしみ込んでいて、それをトマトの根が吸うんですね

今まで糖度を増すために、水切りしているところに急激に水を吸っちゃうと、

実に水分が上がり、トマトの皮が耐えきれなくなって裂けます

こんな感じに~~~

味にはさほど影響がないようですが、どんどん水を吸ったら濃さが薄れますよね

第一、裂けたところから腐りやすいので、早く調理しないとダメです。

商品にはならないですが・・・、家庭で食べるには十分

     

真ん中の棟が、ミニトマト用です。

あっ、この水は冠水されたもので、雨水ではありません。

そして、この赤いトマトが料理用の「シシリアンルージュ」です。

グルタミン酸が生用の普段食べているピンク系トマトより多いです。

そしてオレンジのミニトマトは「ピッコラカナリヤ」です。

可愛い名前が付いてますね

非常に糖度が高く、β‐カロテンは普通のミニトマトの2.5倍あるそうですよ

美肌に良いのですね

可愛いでしょう

一番奥の棟に行きました。

何の葉っぱだと思いますか

 

メロンです。

ウリ科の仲間で、こんな花が咲きますね

学術的には、野菜の部類ですよ

それは、木に生らないのと、甘くてデザートとして食べるので

市場では果物として扱うようになり、一般化しました。

そのメロンの受粉に欠かせないのがミツバチです。

これはミツバチの巣

芸術的でしょう

幼虫の大きさに合わせて部屋を作るそうですが、お見事

蜂の巣箱で作られたものを見せてくれました。

必要以上に深くは作らず、ちょうど顔が出る深さなんでしょうね。

それが左右に二列。二階建てマンションって訳ですね

箱の中では、これが立てて入るのです。

ミツバチたちの営み、凄いですね

色々と見せていただきながら、ハウス内でも試食して・・・。

その間に、お客様も買い出しに来られ・・・・

聞けば、こちらの「冬トマト」ファンとのこと。

私の購入は、こちらです。

どれも本当に美味しいかったのですが、

やはり私トマトの味の濃~い冬トマト」が大好きです。

それは、昨年10月定植で冬を過ごした分甘さが増し、その上段に生っているものを買い求めました。

甘味・酸味が濃いくて、普段はなかなかお目にかかれません。

 

写真の番号、甘さとかには全く関係ありません。

籠の順に置いた時に番号を付け、移動させたので、ややこしくなりました。

ちなみにこちらで言う「春トマ」は、3月植付け5月からの収穫の半促成栽培トマトです。

これも十分美味しいでしたよ。

どちらも「桃太郎ファイト」です。

        

土曜日の野菜教室 「とことんトマト」の、主役は揃いました

後は、彼女たちをいかにプロデュースするか、私の腕にかかっています

ファイト

そうか、「桃太郎ファイト」でしたね。 百人力だわ

浅井さん、お世話になり、ありがとうございました。

 頑張って、彼女たちをデビューさせますね

 

       

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

野菜教室の様子も、次にUPしますね。

是非、ご覧いただけると光栄です

 


らっきょうと新ショウガの甘酢漬け+月下美人漬け

2013-06-11 07:15:29 | 食と健康

やっとこの頃、スーパーに新ショウガとらっきょうがいっぱい並び始めました

早速、買い込みました。

実は、新ショウガの甘酢漬けは今年2度目です。

1年分のをいっぱーい作っておきたいのです。

新ショウガは和歌山県産、らっきょうは鳥取県「産砂丘らっきょう」です。

どちらも下処理がちょっと大変。

新ショウガはスライスして、塩を振って時間をおき

絞ってアクを出して、甘酢に漬けます。

終わる頃には、指先がポカポカしてきます

そして瓶に甘酢を入れた瞬間ピンク色に変わるのが、大~好きです

らっきょうの甘酢漬けは根や土を取って、塩を振りかけ、よく洗って薄皮をむき、

10秒熱湯に漬けて直ぐに引き上げ、冷まします。

そして甘酢に漬けこみます。

    

今回の失敗は・・・

実はらっきょうの容器が、「月下美人の焼酎漬け」に使われていたのを忘れていたのです

これが、去年の月下美人の焼酎漬けです。

夜中に一夜だけ咲く貴重な花、月下美人

去年は2輪咲きました。

そして、私の瓶を提供したのでした

今見ても、美しいです

    

・・・それで、とんでもなく大きな4リットルの瓶に漬けました。

梅酒用にとっていた瓶です。

今度、小さいのを買ってきて、入れ替えますね

 

 

とんだ6月10日朝の出来事でした。

皆さんは、そんなドジはないでしょうね

 

 

最後までお読みくださって、ありがとうございます。