ベジフルラボ「ナガイモ」に参加しました。
「ナガイモ」の分類と名称は、「大和芋」等関西と関東によって呼び名が異なるので分かり辛いところがあります。
今回は「ナガイモ」「ヤマトイモ」それに新種で北海道産の「和年稔ジョ」が登場
これは皮がツルツルで根っこもなく、皮ごと食べれるのが特徴です。
消費はダントツ「ナガイモ」が一位。これは生で食べれるのと、扱いやすいからの様です。
早速食べ比べ、まず香とか触感とか味わい、風味をリストに記入していきます。

全く個人の好みですが、私はやはり「ヤマトイモ」が粘り、香、味ともに好きです。
「和稔ジョ」は全てに於いて「ナガイモ」「ヤマトイモ」の中間です。
参加者全体でも好みも分かれました。
あと珍しい「大薯」登場です。これは生で食べるよりは「カルカン」の材料になるもので、九州や四国で生産されています。
粘りを実験すると、水分の多い順(流れやすい順)は「ナガイモ」「和稔ジョ」「大著」「ヤマトイモ」でした。

こうやって実験すると、一目瞭然です。
確かに「ヤマトイモ」をおろしたら、おろし器にくっついて取れにくいですものね
。
ちなみに「ナガイモ」は、「担根体」と呼ばれ、根っこでも茎でもなく両方の性質を持っています。
何気なく食べている「ナガイモ」ですが、栽培はとても大変とのことです。
杭立てやネット張り、生い茂る葉に対して1本しか生産できないので広大な敷地が必要
それで北海道が多いようです。
一度ナガイモ生産地を見てみたいです。