ヤニーナ・ポラジンスカの子供のための詩集、拙い訳が済んだので、今度は絵を付けてます。スクラッチで、黒い画面を削ります。原画がいいのにどうして下手な絵なんかつけるの?なんて言われそうです。
半世紀以上前、モスクワのボリショイ劇場で観た「蝶々さん」のパンフレットが出てきました。紙類の整理をしています。でも、捨てる前に、コラージュしました。紙類の整理も難しい!
友達から、借りた2冊の本です。
私は、かなり速読です。その私が「少年が来る」を、3週間かけました。詩人のような美しい文章で書かれているのに、光州事件のその犠牲となった死者たちを抑えた語り口で描いているのに、読み進めるのが辛かった。光州事件にあまりにも無知でした。
その後で文庫本の「すべての、白いもの」を借りました。ワルシャワ滞在中に書かれたこれも詩のような短文集。韓国語を少し習っていた時、韓国人の先生から韓国語の「白」について説明されたことを思い出しました。黒を塗った画面上に白を塗ると黒が隠れます(不透明絵具で)。死と白、、
ポーランドで書かれた短文集、そこにも意味を感じました。これは、早く読みました。
今のところ、ポラジンスカの詩の中で一番好きな詩です。素敵な絵が付いてるのに、敢えてスクラッチをします。婆さんの手遊び、だって、楽しいのです。犬のフリスの屋根をお月様が銀色から金色に塗り替えます。犬のフリスは、寝ています。
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前回のドロータちゃんがお日様を袋に入れる場面、空のお日様の顔がうるさいので、ちょん切りました。
朝早いお母ちゃんとお父ちゃんを小さな場面にしてみました。