友達から、借りた2冊の本です。
私は、かなり速読です。その私が「少年が来る」を、3週間かけました。詩人のような美しい文章で書かれているのに、光州事件のその犠牲となった死者たちを抑えた語り口で描いているのに、読み進めるのが辛かった。光州事件にあまりにも無知でした。
その後で文庫本の「すべての、白いもの」を借りました。ワルシャワ滞在中に書かれたこれも詩のような短文集。韓国語を少し習っていた時、韓国人の先生から韓国語の「白」について説明されたことを思い出しました。黒を塗った画面上に白を塗ると黒が隠れます(不透明絵具で)。死と白、、
ポーランドで書かれた短文集、そこにも意味を感じました。これは、早く読みました。
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