大分、空気が冷たくなりました。午後、日本語講座の吉田先生がこちらの高校生を引き連れて、日本へ行っているので助手の順子さんから、手伝いを頼まれました。暇だから、何でもありです。
その前にウッジ銀ぶらです。クリスマスの用意が少しずつすすんでいます。こんな感じです。
テントはきっとクリスマスのお店が出るに違いありません。
そして、3時から高齢者集団の日本語講座に参加。挨拶と自己紹介など。いずこもおばちゃんたちはお勉強好きです。
帰りもクリスマスの飾りを見ながら歩きました。
こんな貼り紙が鉄の柵に貼ってありました。すぐ読めないので写真をとりました。初めは、女の人が事件にでも巻き込まれたのかと思いましたが、この人が建物内に侵入しようとしてたので、皆さん鍵をしっかり閉めましょうということらしい。貼り紙読むのも、ああ、しんど!
貼り紙です。

長逗留の旅人は、これと言ってやることがありません。道を歩いていても、カフェに入っても、ついじろじろ周りを見てしまいます。
その一、歩きたばこが多い、老いも若きも。
その二、老いてもカップルは手をつないで歩く。
その三、冬になると年寄りはベレー帽をかぶる
その四、どこでも大きな声で話す(バスの中、電車の中、先日はバスの中でギターを練習し続けたイタリア人もいた)
その五、スーパーの野菜売り場は狭く、種類も限られる
その六、お菓子はほとんど日本人には甘すぎる
その七、チョコレート売り場が広い
その八、高齢になると杖を使う人が多い
その九、コーヒーよりも紅茶を好む人が多い
その十、心込めて、ジュンクーエンの後に日本語でありがとうと言うと皆、にっこりする
その一でよかったかも、ポーランドの人は優しい! ほんとにありがとう!
日本の味が恋しくなり、生姜焼きを朝から作りました。醤油味、やっぱり美味しい!

昨日は観劇、今日はオペラ、なんと素敵なウッジの生活!(水道の事故のあと、洗濯機の排水がうまくいかなくなり夜中、床に流れた水を拭きまくって大変だったのですが、、、お陰で床がきれいになった。しかし、まだ洗濯機の問題は解決してません。とりあえず、手洗いの毎日)
リゴレットは、ちょっと泣けました。舞台上にポーランド語が表示されたので、少し読めました。
舞台装置がシンプルでモダン、衣裳も素敵、最後は皆立ち上がっての拍手。
幕間は皆さん、トイレやお茶に。
アグネシカさんに大感謝して別れました。
高校生の時から、チェーホフが好きです。人生を諦めてるような、そのくせ一筋の希望を信じてるようなと、十代後半の私はそう思ってました。アグネシカさんから観劇のお誘いがあり、いそいそとでかけました。ポーランド語ですから全く解りません。あらすじを知っていたのですが、頭の中で今こんなことかなと想像するばかりです。役者が皆ポーランド人なので、違和感はありません。楽しい経験をしました。130年経った劇場だそうです。