フォリーニョの今は使われてない教会の広場の名前はポポロ広場です。どこにもポポロ広場があるんだなあと思って、辞書で調べてみました。民衆広場って、感じかな?その広場の片隅に鉄柵で囲ったコーナーがあります。あまり気にせずに歩いてました。何気なく覗くと、フレスコ画のマリア様が描いてありました。プレートには15世紀とありました。暗いので、あまり目立ってません。写真を撮って、スケッチし、色をつけてみました。幼子イエスは、ほとんど色はなく剥げています。でも、なかなかいい感じのフレスコ画です。むかし、むかし、誰が描いたのかしら?
朝霧がまいて、いつも見える丘が見えません。涼しい朝です。大家さんからメールが「Gubbio に行きませんか?」と来ました。もちろん「Andiamo!」です。グッビオって、どこ?どこだか分からないけど、「Vamos!」暇ばあさんだもの、、、フォリーニョから60キロ、やはりウンブリア州の中の、古い街らしいです。Gubbio も山の上、円形劇場の跡もあり、夏にはここで音楽などの催しもあるようです。1度だけ、フランス語の仲間とアビニョンの近くだったか、記憶が薄れてますが、立派な円形劇場でオペラを鑑賞しました。石の上、ひたすらお尻が痛かった!その印象だけで、演目も忘れてます。
Arezzoより観光客が多かったです。少しの間、スケッチしました。
ほんの数語を話せるだけで、来てしまったイタリア、、、どうにかなるよね、片言フランス語、片言スペイン語も話せるし、、、どこまでもお気楽婆ちゃんでした。どっこい、来てみたら、イタリア語が話せないとダメ!スマホの翻訳機能と辞書を使いました。仕方なく、歌うようなイタリア語を勉強し始めました。かれこれ、3か月。ほんのすこーし、イタリア語が聞こえ始めました。耳が悪いから、間違って聞こえることもあります。暇だから、テレビをずっとつけてます。気になった言葉を辞書で調べます。ピエロさんのお嬢ちゃんの1年生の教科書を、ノートに写します。でもね、話せなくても大丈夫!ニッコリ笑って、「ありがとう!」と言ってれば何とかなります。何とかしてます。でも、そろそろ日本語沢山話したいなあ!
けさ、近くを散歩。町のそこここにあるキリスト教の祠みたいの場所、覗いたらフレスコ画が描かれてました。明日は、スケッチしてみよう!最初は、こちらの鍵が難しくて、一人の外出が恐怖でした。こちらの庭を散歩するにも鍵はしっかり持ってますけどね、、、
こちらは硬水、シャワーを浴びますが、何だか肌がざらついて来ました。シャワーの後、「あれっ、落ちてない!」足の指の間に垢が残ってます。ゴシゴシ洗ったつもりですが、、、硬水のせいか?ゴシゴシが足りないのか?大分、イタリアの垢が溜まったようです。子供や若い人達のきれいな肌が、年齢を重ねると、ざらついてくるようです。でも、彼らはそんなこと気にせずに、夏はみな露出部分が多いです。お見事!
そして、こちらのハエ、動きは緩慢なのにパチンと出来ない、蚊も同様にパチンと出来ないので、刺されまくっています。暇だからポリポリ掻きむしるから、痕が残る、汚い腕や足になってます。
ジーッとドアが鳴って、「Ferragostoだから一緒にご飯たべましょう」とステファニアさんからお誘いがありました。また、お庭でパーティーでした。今日は、ラザニア、パン、サラダ、魚をかたどったツナとポテトのあえ物、お肉など、そして、デザートは甘さを抑えたレモンのチーズケーキ。ケーキはマッシモさんが作ったものでした。人が集まってご飯をたべる、日本のお盆のようです。ここで、判明しました。マッシモさん、ステファニアさんご夫婦は、ご長男を19歳で亡くしていたのです。マッシモさんのどことなくいつも静かな様子の訳が分かりました。かける言葉が見つかりません。
やはり、旗はFerragostoのためだったようです。明日は、家族で集まってご馳走を食べたりして休む祝日だそうです。大型スーパーConadに連れて行ってもらったら、いつもより混雑してました。日本のお盆休みみたいと感じました。
それにしても連日暑いです。テレビでも、ローマ、フィレンツェ、ベネチアの様子を映してます。山火事も、、、真夏のイタリア旅行は、避けた方がいいかもしれません。
このパン好き!
いつも行ってるバルの前に赤いスクーター、バカンスでしばらく休んで、今日からまたやってるようですが、こう暑くては行く気が失せます。