つづいて同じマップでプレイできるシナリオ7「追撃!トリプルドム」を試してみたい。このシナリオはマップの東端と西端での射撃戦となるだろう。
このゲームではユニットに「方向」の概念は無いので、十字砲火(クロスファイア)は必要ない。そのため配置は最大3ユニットを同じヘックスに配置したほうが有利である。
前回のシナリオではガンダムとガンキャノンを別々に配置してしまったため、白兵戦時に支援が得られなかった。
特別ルールは「ジェットストリームアタック」。ジオン軍側のガイア・マッシュ・オルテガが同一の目標を射撃する場合、目標側パイロットの回避値に2を加えるというものである。
試しに一回撃ってみた。距離19ヘックス、部分遮蔽で2d6=11以下だから、97%の確率で当たる。
しかしダメージを与えることは出来なかった。この作業を1イニングに12回、6イニングで12×6=72回やるとなると大変なので、シナリオ7用に計算プログラムを書き換えてみた。
・1戦目
第1イニング
ジオン軍はガンタンクに対してジェットストリームアタックを仕掛ける。ガイア機のジャイアントバズが故障。ガンタンクは被害無し。
(ガイア)「ジェットストリームアタックをこらえるだとぉ...」
連邦軍の防御射撃。ガンダムのビームライフルがマッシュ機に命中。マッシュ機は破壊された。ガンタンク、ガンキャノンはオルテガ機を射撃。オルテガ機は被害無し。
ここでジオン軍側はガイア機を前進させて白兵戦を仕掛けるという選択肢もあるが、ガンダムの合計白兵戦値34に対してガイア機の合計白兵戦値は29であるため、勝ち目はない。ジオン軍側投了。
ちなみにプレイする前にガンダムチャンネルで原作を見たが、黒い三連星の作戦目的は補給路の遮断である。モビルスーツとの戦闘は深入りを避けるべきだろう。
・2戦目
第1イニング
ジオン軍はガンタンクに対してジェットストリームアタックを仕掛ける。ガンタンクは直撃弾をうけ破壊された。
連邦軍の防御射撃。ガンダム、ガンキャノンからマッシュ機に射撃。マッシュ機は被害無し。ガンキャノン砲が故障。
ここで連邦軍側はガンダムを前進させて白兵戦を仕掛けるという選択肢もある。ガイア機の合計白兵戦値は29であるがマッシュ機、オルテガ機の支援により、1.4倍となり最終的な合計白兵戦値40.8である。この場合(原作と違いすぎるが)、ガンダムに勝ち目はない。連邦軍側投了。
ホワイトベース隊の作戦目的はあくまでもミデア輸送機の護衛である。