山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

推薦入試2

2006-05-22 22:35:52 | Weblog

山口県の場合、推薦入試が2月初旬、結果発表が2月中旬なので、通常の一般入試による生徒に比べて、1ヶ月も早く入試が終わる。よく考えればだれにでもわかることなのだが、この時期に一般入試の生徒たちは、精神的にも、学力的にも飛躍的に伸びてくる。一生懸命勉強している子供たちのなかには、「早く入試が終わってほしい、じゃないと、追いつかれちゃう!」って言い出すものが増えるのもこの時期なのだ。
ということは、他の生徒たちのがんばりがひしひしと実感として伝わってくるのであろう。この大切な時期を乗り越える経験をしないで、どうやって伸びてくることができるのか?
実際に、高校に入ったときの学力テストなどでも明らかにその差異は出てきているのだ。
そして、その間(結果発表から卒業までの間)、時間があるからという理由で、卒業文集や卒業式の手伝いや作業を献身的にさせられてしまっているのである。
このへんを考えて制度を変えていかなければ、将来のことをしっかりと考えられる子供たちは育たないのではないだろうか!(つづく)