山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

入試作文

2010-01-20 22:10:40 | Weblog
Vテストの作文を読んでいて、いちばん思うのは、
題材の選択ミスが多いということ。

たとえば、「出会い」というテーマで作文を書くとき、
「『出会い』とは偶然であり、奇跡である」などと大きなテーマで
文章を書いてしまい、収拾がつかなくなり、この文章で何が言いたい
のだろう? と思ってしまうような文が非常に多いこと。

なにげなく、「文章うまいでしょう!?」的な表現で書いてあるけれど、
序論であげていることと、結論がかなりねじれてしまうケースが多いし、
具体例も不適切な場合が多い。

まず、自分の身近なことでテーマをみつけて、体験談・経験談をいれて
具体的に書き進め、最後に自分の考えを述べる。

こうしないと、どうしても、「~だと思います」「~だと考えます」の連呼
になってしまうものです。

自分が出会った友達(部活の顧問、先輩、後輩、近所の人、ボランティアで
出会った人など)についてのエピソードを具体的にあげ、どの部分で自分に
ためになり、今後どのようにするのかを自分の言葉で書くことで、簡単に
二段落校正の文ができあがる。

入試作文だから、別にかっこいい、うまい文章を書く必要はない。
が、理路整然とつながっていく文章を読むと、採点する側もつい
「うまい!」となってくる。

では、どうすれば「うまい!」文になるのか?

今のうちに、日ごろから自分の身近な体験談をいろいろと拾い集めておく
ことが必要になる。
部活動、体育祭、文化祭、授業、体験学習、入学式などなど
題材はいくらでもころがっている。
ただその題材をどうやって使えるのかをいつも意識しておくこと。
自分の考えをそえて、それをノートに書き留めておくことが必要になってくる。

1つの具体例で、自分の考え方の書き方次第で、「友情」や「出会い」や「感動」
といったいろいろなテーマに書き換えることもできるので、かなり有効な作文対策
となってくる。

その際に、言葉づかいや、書くことのできる漢字は必ず漢字で表記することを
意識しておいてほしい。
漢字に関する配点は、基本的に7~9点程度だが、作文のなかに漢字表記も含まれる
と考えれば、かなりのウェーとになることは間違いない。

と入試作文について思うことを、ブログにメモしておきました。
(最後の文体が前述の文体と異なっている。)←これは減点!

1月20日(水)

2010-01-20 17:23:23 | Weblog
2月のVテストの日程が確定しました。

2月7日(日) 下関会場 早鞆高等学校 2号館(菁菁館)


今回のVテストは、今年度最後ということもあって、
志望校別のクラスに分かれて受験することになります。
したがって、志望校判定も、公立1つのみにさせていただきます。

入試ちょうど1カ月前に、ほぼ入試と同じ臨場感をもって
テストにのぞめることは、貴重な体験になるのでは?

とくに緊張しやすいって言う人は、ぜひ会場テストを実施してみてください。