公立高校入試まであと23日
公立高校入試まで、日曜日は、今日をいれてあと4回。
休みをどう有効に使っていくかでかなり差がでてくることは
このところのブログで書き続けていますが、それほど大切なことなので!
受験勉強には、知識・技能を定着させたり、さまざまな問題に対応できる
ようひらめきの能力を身につけたりするいわゆる「勉強」と、時間や環境
に順応していく練習をする「学習(習慣を学ぶ)」があると考えています。
受験生は「勉強」はするけれど、実際のことに即して練習する「学習」を
していないことが多いのです。せっかく会場にきてVテストを受験している
のに、早く解けた、問題がわからない等の理由で、そういう「学習」の場を
放棄している生徒をよくみかけます。
テストというのに、時計すらもってきていない、時間を意識していない生徒が
多いことにもびっくりです。
正月特訓のときに、時間的なことに焦りを出させるために、テストの途中に「あ
と何分! 集中してください!」なんて、煽(あお)りをいれて、試験中の緊張
感を演出しようとしているにもかかわらず、それを「うざい」としかとらえられ
ていなかった生徒がいたことにも驚いていますが。。。 確かに一生懸命まじめ
にテストを受けたいという気持のあらわれだと思いますが、実際の試験でもとなり
で、風邪をひいてせき込んでいる人もいるかもしれませんよ! せっかく実力を
もっていなくても、そういうことが気になってベストをだせないことって多いもの
です。
自分のベストの環境で、時間をいっぱいつかっていいテストであればそれでも
いいのでしょうが、限られた時間の中、相当な緊張感の中、テストを受けること。
自分のもっている能力をどう表現するか、パフォーマンスできるかがポイント
なのにもかかわらず、そのことを練習しないなんて。。。 というのが私の
意見です。
北京オリンピックで、実力はあるにもかかわらず、自分のパフォーマンスを
見せられなかった野球。どのような気持ちでオリンピックにのぞむか、精神の
もっていきかたが十分にできていなかったところにあるのではないかと思い
ます。(他にもいろいろありますが。。。)
話をもどしますが、そういう「学習」できるのが、日曜日など1日時間が使える
休日なのです。ただやみくもに勉強するのではなく、50分間5セットという時間を
十分に体にしみこませること。その場(試験会場)にいることをイメージして
勉強すること。あるいは、受験する高校に、当日と同じ交通手段でいってみる
こと。いろいろな「学習」はできるのではないでしょうか?
ちょっと長くなってしまいました。。。
ってことで、今日もがんばっていきましょう!