今日の大谷はまたも素晴らしい働きで、好調マエケンには気の毒だった。
1回裏、大谷に先制ホームランされたマエケンはよほどショックを受けたのだろう。
その後、デッドボール、フォアボール、タイムリーヒット、3ランホームランであっという間に5点を取られてしまった。
安定感抜群のマエケンには考えられないことだ。その証拠に、5回途中に降板するまで、その後、1安打も打たれてない。
いかに大谷ショックが大きかったか。
今日のマエケンは4回1/3を投げ、97球3安打4三振4四死球5失点だった。久々の敗戦で7勝3敗になった。
その後も大谷はショータイムを展開。
第2、第3打席は三振したが、第4打席はライト前へヒット。すぐに初盗塁を決める。
今日の大谷は4打数2安打1本塁打1打点1盗塁と大活躍だった。打率も.256と上げた。
お陰でエンジェルスは強豪ドジャースを5ー3で、2試合連続撃破した。
このロスに本拠地を置く2チームの戦いは、フリーウェイシリーズと呼ばれる人気カード。
普段は空席の目立つエンジェルスタジアムも超満員。
その中で大谷は大いに存在感を見せつけた。
試合後、大谷は「(前田には)今まで打ち取られていたので、序盤に打ちたいなと思っていた。体調は日々良くなっている。ゲームに出続けていることで、状態も良くなっている」と手応えを感じていた。
フリーウェイシリーズに対し、ヤンキースとメッツのNYの交流戦はサブウェイシリーズと呼ばれている。
ここで勝ったのが、娘さんが生まれたばかりのマー君。
マー君は6回2/3を投げ、101球7安打7三振0四死球5失点で、30日ぶりに4勝目(5敗)をマークした。
5失点は不本意だったろうが、珍しくヤンキースが12
点も取って、娘さんの誕生を祝ってくれた。
これを機会にマー君にも勝ちを重ねてほしいものだ。