16回目の鈴鹿

10月7日土曜日朝7：00、深夜バスとシャトルバスを乗り継いで鈴鹿サーキットに到着。
鈴鹿山脈に分厚い雲がかかっているものの、昨夜池袋を出発した時の雨が嘘みたいに晴れわたり、伊勢湾が朝日に反射して輝いていました。
今年も鈴鹿に帰って来た！最後の鈴鹿を楽しむぞ～！
と正面ゲートに向かってビックリ！
もんのすごい列ができている！その長さ1kmくらい。
過去15年、こんな事は初めて！
シャトルバスから降りて来た人並みに流されて…気がつけば（ホントだよ）列の中央折り返し部分に馴染んでしまってて（後ろの方々ごめんなさい）案外早く入場できました。
毎年、入場してまず最初に遊園地内（鈴鹿サーキットは遊園地の中にあります）にあるパン屋さんで朝食をとります。前はアラン・プロスト（元F1レーサー）お気に入りのパン屋さんでしたが、数年前に別のパン屋さんに変わりました。16年通う間にず～っと変わらないもの、変わったもの、新しくできたもの、無くなったもの…歩く度にいちいち確認してしまいました。
この日はフリー走行と予選を堪能して一旦私の実家に帰宅。
翌日父送迎車で9：００頃再びサーキット入りしたのですが、やっぱりすごい人。過去で一番混んでいると実感しました。スタート前からウェーブが何度も起こる等ものすごい盛り上がりだったし。
レースは……今年最後のシューマッハーに最後の鈴鹿で勝って欲しかったのですが、思い通りの結果にはならず、残念でした。内容的に予選の方が面白かった…。

最初の数年はチケットが入手できず、極秘ルートで進入したり、F１イラストコンテストで勝ち取ったり、パックツアーを申込んだり…。全長5.8kmあるコース、そこはムリだろ～ってな崖にへばりつきながら観戦した事もあれば、パドッククラブ席から優雅に観戦した事もありました。今回は1コーナー、他に2コーナー、S字、逆バンク、ヘアピン、バックストレッチ、130R、シケイン、最終コーナー……スプーンカーブ以外は全部行きましたね。スプーンカーブはサーキットの奥地すぎてサーキットから脱出するのに1時間以上かかるので…。
レースの日は近隣の農家が庭先や畑の跡地を駐車場にして臨時収入を得ていました。だいたい1日￥3,000。土地が広い所は相当な収入になったと思います。駐車場番は大抵ほっかむりしたおばあちゃんか孫。来年からお孫さんにあげるお小遣いが減っちゃいますね。お気の毒。

今回父に「16回も通って、F1の魅力って何や？（関西弁）」と聞かれました。
う～ン……一文字で表すなら……「美」かな……
マシンの形、走り、無駄のないモノはとても美しい。常に極限の闘いなのです。

……あ、ワンコのサイトでしたね、ココ。最後に付け足しときます。
パパとママの帰宅後のチョビ、歓喜で絨毯の上をクルクル回ってました。