ゴルフパートナーではいつもは自主練習といって、先生無しで生徒が勝手に「自分達だけ」で課題に取組む曜日に私は行っていた。だが今週は都合があって、火曜日のレッスンを受けることになったのである。火曜日の先生は以前にも何度か教えてもらった事があり、細かい事は云わないが「スイングの根本」をズバッと指摘してくれる先生である。その先生に云われた課題をひたすら練習して、自分なりに出来た!と思えたら見て貰って「確認する」というのが、ゴルフパートナーでの私の練習のやり方だ。言わば最終チェックである。
で今回、私の考えたニュースイングを一通り説明して、「こんな風にやりたいんだけど合ってますか?」と聞いてみた。先生は「良いんじゃないですか?」と余り気が乗らないような感じだが、一応オーケーを出してくれた。まあまあ良しと言ってくれたので気を良くして2、3度振って見せたが、ここで早速先生からダメ出しが来てしまったのである!。内容は「左にスエーしないで、もっと腰を回すように」との事。これ、前にも何度か指摘されたようなポイントではないか!。
結局何だかんだ言っても悪い所が全然治ってないのである。これじゃ上手くならない筈だよねぇ、ガックシ。この所しばらくドライバーを振り回して腕力を付ける練習に集中していたので、肝心の「スイングの基本」から遠ざかってしまったみたいなのである。これじゃあ「本末転倒」、力一杯振り回して飛距離を伸ばしても「本当のスイング」は永久に会得出来ないぞ!と自らを戒めた・・・。やっぱり腰を回すのが私にとっての「最大の課題」だと思い直した次第である。
そこでとにかく、「最大限に腰を回し」てベルトのバックルが目標を向く形を作り、その形で上体を折り曲げ、インパクトする、をやる事にした。
これは口で言うのは簡単だが、実際に再現するのは「とても難しい」。なぜかと言うと下半身を目標を向く位置まで回転させ、肩も60度くらい回すと両腕が45度前方に出ていてハンドファーストに握っているクラブのヘッドが「丁度上手い具合」にボールに当たる!、という仕組みなのだが、これをやって見ると「上体がひっくり返って空を向く」のである。どうにも腰が入らないのだ。これじゃ力が入った「迫力あるインパクト」など到底出来る訳ないではないか!(どうするどうする?)。
散々考えて2時間あーでもないこーでもないとクラブを振り続けたが答えが見つからない。しかし腰を目標まで向けるというのは間違ってはいなかった。その正しさを立証する発見があったのである。
実は腰を回した形でゆっくりクラブを振っているうちにクラブの軌道が自然と身体の近くを通るようになり、その結果「腕に無用な力が入らなくなって」スムーズにクラブを振れるようになったのだ。所謂、手元が浮かないスイングである。腕の力ではなく「重力」でクラブを動かしているので、クラブの軌道が自然に安定する感じだ。そしてそして嬉しいことにゴルフ人生最高の当たり、つまり完全に「芯を捉えた感覚」を得たのである!。一回だけだったがウソではない。これが出るという事は取りも直さず「スイングが正しい」という事なのだ(バンザぁ〜い!)。
まあその日の成果と言えばこれ位しか無かったが、今日部屋でイメージスイングしていた時「急にひらめい」たのである(いつも何だかんだ閃いている)。それはゴルフパートナーで先生に言われたように腰を目標に向けたとして、そこでどうやって力強いインパクトの形を作るのか?、を一挙に解決するアイディアだった。
それを説明すると
① まず野球のスイングのように真っ直ぐ立つ
② そのままバックスイングして左肩を正面に向ける
③ それから腰を45度回すが、上半身は何もせずそのまま捻転差を維持して回す。結果として両肩は正面を向く。
④ それから更に腰を回して目標に向ける。この時に上半身は45度左を向き、右肩と直角になっている右腕も「同じように45度」の角度で前に出ている筈だ。
⑤ この時「右腰を下げないように」してお尻を後ろにやや引く感じで、腹筋に力を入れておく。これがインパクトで腰が入った「空を向かない形」を作るコツである。
⑥ 頭はアドレスから動かさないで正面を向いたまま
⑦ 右足は地面を蹴って右膝は目標方向に曲げる
⑧ するとその時点でクラブヘッドは丁度頭の正面に来ている筈である。
ここまで野球のように「真っ直ぐ立って」スイングの形を再現したが、ここでそのままの形を崩さずに
⑨ 上体をググッーーと折り曲げて頭を地面の方に近づけていき、クラブが地面にあるボールに当たる位置まで折り曲げれば「これが正しいインパクト」の姿勢である。実際やってみると相当に前傾しているのが分かると思う。だが、これが正しいインパクトの姿勢なのだ。これを理解して体に覚え込ませることが、理想スイングへの第一歩である。
以上、私の開発したスイング習得ドリルですが、如何でしたでしょうか?
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私はこれを繰り返しながらゴルフパートナーに行って成果を実証したいと思っています。さて結果は次回のブログで!
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