明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ絶対上手くなってやるぅ(7)連日の打ち込み

2021-06-12 16:24:19 | スポーツ・ゴルフ

まず昨日の練習前に考えていた注意点を書いておく。使用クラブは5番アイアンだ。

1、バックスイングから勢いよく上げてゆく
色々試した中で一番打感が良さそうなのが、バックスイングをゆっくり上げるのではなく、それなりのスピードを上げて振ることである。ヘッドスピードを上げる方法はインパクトで力を入れるより、最初っから「速いスピード」で振る方がずっと簡単に速く振れるようだ。自分のスイングリズムを今よりももっと速いスピードに合わせるよう、力強い躍動感で振り上げていく練習をすると、飛距離が伸びると思う。もう一つ、左の脇腹を伸ばすようにトップで意識すると更に飛距離が伸びるようだ。これは普段意識しない筋肉なので、自分から積極的に伸ばすこと。そのためには「左尻を引く」ことが大事である。右の背中側にクラブを置き去りにしたまま、身体をお辞儀するように折り曲げる気持ちで前傾する。まあ、口で言うのはたやすいが、「そういう気持ち」だけでも効果はあると思う。なお、バックスイングのトップで、右足をちょっと蹴って体重を「左足太もも」に乗せ、ダウンを開始するのも「躍動感」を出すために必要だ。というか、クラブを右手で目標方向に押そうと頑張れば頑張るほど、頭がつられて目標方向に流れてしまう。腕に力を入れるのではなく、下半身を回転させる動きでクラブを振り下ろすようにしたい。「直線で押す」のではなく、「回転で当てる」のが良いみたいだ。。スイングの中で「インパクトの力配分」を考えるのではなく、「最初っから」全力でインパクトする意識に集中すること。

2、「ちゃごる」の左手は、やっぱり掌屈
いままでちょっと迷ってはいたのだが、やはり左手は「掌屈する」のが正解なようだ。以前は「ちゃごる」を極めようとして左手を内旋し、手首を逆向きに外旋してロックしようとしていたのだが、いまいちしっくり来てなくて飛距離アップにつながらなかった。私は昔からの癖でどうしても手首が伸びてしまい、それが原因で「ハンドファースト」に打てなかったと言うのがある。ハンドファーストに打てなければ、ボールに前へ飛ぶ力を伝えるのが難しくなるのだ。やはり左手は「強制的に掌屈」を作るように練習しなければ、いつまで経ってもハンドファーストを手に入れることは出来ない。それでインパクトで「ちょっと前傾を深くする」ようにして、掌屈しないと「ダフってしまう」練習をした。そうなると、否が応でも自然とハンドファーストに打たざるを得ないと考えたのである。果たしてこれが上手くいくのかどうか。慣れるまで今少し様子を見る必要がありそうである。

3、タメは作らない
こういうアマチュアの称賛する「見てくれ」は、そもそも頭から捨てなければいけない。プロのスイング動画を見ていると確かにタメが出来ている。だがそれより大事なのは、インパクトの時の左手の位置が「ボールより先に出ている」ことである。つまり、ハンドファーストということだ。私が思うに、タメが出来ないのは「クラブフェースを正確にボールに当てようと考えすぎる」からである。そのためにダウンスイングの早い段階で「ヘッドの進入コース」を確認したいと思って、目の前に降ろしてしてしまうのだ。いわゆるアーリーリリースである。ヘッドはインパクトの直前まで、「視界に入っていては」いけないと思う。

4、グリップの通る軌道が大事
どうしたらヘッドをボールに上手く当てるかと考えたら、ヘッドを操作しようとするのではなく、「グリップを操作する」ほうが楽であると気がついた。勿論、ヘッドの動きは視界の中に入ってはいるのだが、意識してコントロールするのは「グリップの方」ではないかと私は考えたのである。自分で自由に動かせるのは、ヘッドではなく左手だ。そこで、ヘッドをボールに当てるのではなく、グリップが「正しい位置を通過する」ことに専念すれば、その結果としてヘッドがボールに正確に当たるんじゃないか、というのが私の考えである。まあ理屈から言ったらその通りだが、人間の筋肉はそういう風に上手く動くだろうか。これもやってみないと分からない。

5、ヘッドを上から地面に叩き込む
私の一番悪い癖は、クラブで地面が叩け無いことである。プロの試合をテレビで見ていると、フェアウェイで素振りしている時には必ず「シュッと芝をこすって」いる。ごく普通に軽く素振りをしているのに、正確に芝をこすることが出来るのは「流石プロ」と思って感心して観ていた。こういう風に「芝をこする」感覚を普段から養っておかないと、実際にボールに当たる時にはクラブ軌道が浮いてしまって、トップしてしまうか手前に入って掬い打って弱々しい球になり、飛距離が出ないということになる。まずはヘッドを狙った位置に「正確に入れる」ことが最大の課題である。そのためにはまず「地面に当てなければ」いけない。ゴルフの基本の「一番地の1」である。これが私には出来ていないのだ、ああーミジメ!

以上である。いやー、課題山積みじゃねーか!

というわけで、本気で取り組んだ結果どうなったかをレポートします。最初は打感が悪く、飛距離も出なくて球が全然上がらない。「1」のバックスイングからスピードを出すというのは、「まず当たらないと意味がない」ことがわかった。これはある程度インパクトが出来て初めて効果が出るテクニックである。何とか打感(=真っ芯に当たったという感覚)を上げるにはどうすればいいのか。やはり正しいインパクトしかない。それには「2」だ。ところがハンドファーストをやり過ぎたのか、「手首の衝撃」が大きすぎて、その割には全然球が飛ばない。どこか私のやり方に「根本的な間違い」があるに違いないのだ。「昨日は楽勝で150ヤードは超えていたのに、今日は力一杯振っているのに130ヤードしか飛ばない」のである、何故?

きっとスランプってのもこういう事を言うんだろうな、なんて偉そうに考えた。その他の「2」の前傾を深くする、も余り効果が出ない。勿論、「3」のタメなどは考える余裕もなくて論外である。「5」の地面を叩くというのはダフってばかりで全く飛距離につながらなかった。「4」のグリップを意識するという方法も打感の改善には効果がない。結局すべての秘策が「計画倒れ」でしかないのだ!。

ああ、ミジメ・・・

ところが最後の1カゴを必死の思いで打っていたら、途中であることに気付いたのである。トップで「左肩を真っ直ぐボール向けたまま」ダウンスイングを始めたら急に打感が良くなったのである。これが何を意味するかは分からないが、とにかく打球はいい感じで150ヤードのネットに、下の方だが「直撃する」ようになった。「ようやく飛びが戻って来た」のである、ヤッター!。感無量の思いで泣きそうになった(というのはオーバーだが、そのくらいの安堵感はあった)。やっぱりゴルフの基本は「姿勢」だな、と感じたのである。勿論、腕の振りとか胸郭の回転とか、練習で良くなっている部分は多いだろうとは思う。腕も大分太くなった。しかし何だかんだ言っても「球に当たらなければ」ゴルフは気持ちよくなれないのである。まず「真っ芯に当たって」から、飛距離のことを考えるのが筋というものだろう。そのためには、基本に帰って「9時から3時」迄のハーフショットを徹底的に練習することだ、という結論に達した。次回は4番アイアンをゆっくり振って、正確にハンドファーストで「球に当てる」練習をする。これで140ヤードくらい飛ぶようになれば、フルショットで170ヤードも夢ではなくなるんじゃないか?

ということで、次回のレポートはハーフショット練習の成果をご報告したい。もしかしたら「左に乗る体重移動」がナイスショットの鍵になるかも・・・。


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