明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今夜は愚痴るしか出来ないのが情けない

2017-03-25 21:00:00 | 今日の話題
ブログを書き続けるのにも波がある。調子いい時はキーボードを叩いたら2、3本などすぐ書ける気がして気分も高揚してくるが、ダメな時には全く興が乗らずもう多分一つも書けないんだろうななどと思ってしまい、塞ぎこんで寝てしまう(もちろん眠れずに悶々としているのだが)。何を書くかのテーマを選ぶにも、その時々のニュースを追っかけていては他の何百万というブロガーの中に埋もれて、人の目にも触れずに消えてしまうのがオチである。かといって他人の興味を引くテーマを探していっぱしのブログを仕上げるのは、とてもとても至難の技である。大体私の趣味は人様の興味を引くような面白いものじゃなさそうだし。

ところが今日、五木寛之の百寺巡礼で流れているBGMの名前を調べようと safari の検索画面を叩いたら何と、私のブログが上から4番目に出てきたのだ。もちろん、検索ワードが「五木寛之 百寺巡礼 BGM」というマニアックなものだからヒットしたのである。BGMという言葉を入れなければ、私のブログなど検索上位にくることもないだろう。しかしそれでも、私のブログが何かネットの世界の住人に認められたような気がして嬉しかったのである。単純である。

まあこれは五木寛之という有名作家の名前に乗っかって雑文を書き、内容を知らず検索にヒットした文章を開けて見ただけの、見ず知らずのネットサーファーが何人かいた、と言うだけに過ぎない。でもどんな理由であろうとも、読んでもらってると思えば大声で「ヤッター!」と叫ばずには居られない。私にとっては「快挙」である。黙って喜んでいればいいのだが、私はじっと心の中に納めて置くことの出来ない性分なので、ついつい自慢たらしく書いてみたのである。で、少しアクセス解析なるものの結果を御紹介しよう。

PV(ページビューと言ってブログの一頁を開く度にカウントされる)が最高だったのが、18日土曜日の147PV、IP(何の略語かわからないが、訪問者数だそうだ)が19日日曜日の61人が最高である。「何だそんなものか」などと仰らないで頂きたい、PVが100を超えたのはつい最近である。あの時は本当に嬉しかった。gooブログに登録している多くのブログの中で、大体5万番目位のアクセス数である。gooブログそのものがそれ程のメジャーなブログでは無い事を考慮すれば、吹けば飛んじゃう程の存在である。

しかし始めはリハビリで書き出したブログが今や2年も続いていて、たまに見るひとも含めて何十人かの読者が付いて来ているのである。捨てたもんじゃないな、と自分を励ましているわけだ。いつまで続くかはわからないが、何かを語り、それを読んでくれる人がいる。それを思うと、自分は独りじゃないんだなって気になれる。ブログは一つの手段ではあるが、それが生きる支えになることもあるのだ、ちょっと大袈裟ではあるが。

PVもIPも、いつかは0になることもあるかと思う。それは世の中に私が受け入れられなくなった証しでもある。その時は潔く筆を置こうと思う「なわけ、ないじゃーない!」。世の中に受け入れられなければ、その受け入れられないという事をバネにして、反骨精神満開のブログとしてさらに一層書き続けるのである。まぁそんな事態は今の調子では起きなさそうであるが。

人の嗜好は様々である。ページ毎の閲覧数を見てもバラバラである。特にこれと言ってヒットしているテーマはなさそうだが、五木寛之の百寺巡礼は私の中でも受け入れられた方だ。五木寛之の人気が伺える。番組はビデオデッキに撮りためてあるが、今度ゆっくり見てみようと思う。そう言えば、初めて五木寛之を取り上げたのは伊集院のラジオ番組だったな。時は移り人の趣味嗜好も変わって早や2年、時の経つのは速いものである。五木寛之も年を取った。

アップに映し出される五木寛之の横顔にも、年相応の深い皺が何本も刻まれている。確かもう80を超えているんじゃないかな。声は淀みなく元気に溢れているが、人生の終盤に差し掛かっているのは明らかだ。人は皆老いてゆく。ただその事実を自覚していないだけである。五木寛之も他の作家と同じ様に、明日の大作を夢見て準備・構想を練っているかも知れない。私も及ばずながら、次々と文章を書いて行こうと思う、つまり同業者ではないか。この次はもっと中身のギュッと詰まった文章を書いてやる、何てね。自分勝手に作家気取りができちゃうのもブログの楽しい所だ。

結局これで今夜のいい加減なブログは終わりです、お粗末様、つまらない話にお付き合い頂いて恐縮です。それでは、次回のブログでお会いしましょう、さようなら。

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