1、TBSの「ひるおび」
私は今まで朝はTBSにチャンネルを合わせていたが、この2ヶ月ほどは飽きてきて見なくなっていた。ようやくコロナ騒動が収まりを見せたらウクライナ問題が勃発し、円安で物価が上がるなど不穏な情勢が続いていた中で、やっと「笑える話題」が出てきたのである。ニュースでは北海道の観光船や失踪女児の骨など、痛ましい話が連日報じられているが、今回の阿武町の話は家族団欒の場で、「ホント馬鹿だねぇ!」と腹を抱えて笑いあえる話題であり、我々の荒んだ心に「ひとときの平安」を齎してくれたと言えそう。
そんなこんなで、今日久し振りに「ひるおび」を見てみた。相変わらず恵俊彰が眉間にシワを寄せて熱弁を振るっていたが、番組の興味は「振り込んだ金の回収方法」一点張りである。他のワイドショーも大方この方針は変らないので、「世間の興味」も殆どここに集中しているものと思われるが何故なんだろう。このような間違いが起きてしまったのかについても、フロッピーディスクが現役で使われていたなどの「デジタル化の遅れ」が指摘されただけで、「だから田舎の自治体は困るよねぇ」で終わっていた。
まあワイドショーだからこれでいいのだろうが、なんとなく私はがっかりした。もっと根本的な問題を解決しなくてどうする?、と思ったのである。
私の考える阿武町事件の問題点は
① 男性の口座に振り込まれた4630万円の「所有権」はいったい「誰に」あるのか?
② 誤送金が発見された時点での役場の「危機管理体制」は、どこに脆弱性があったか?
③ ヒューマンエラーが起こりにくい「安全確実な銀行振込システム」は、いったいどういうものなのか?
の3点である。
以上の3点について明確な答えを提供してから、面白おかしく話題を盛り上げるなら構わないが、それが出来ないで「ただ酷い話ですねぇ」と溜息をつくだけなら、もうワイドショーの存在価値はないのでは。勿論私には「私なりの答え」があるが、ワイドショーではその「答え合わせ」は出来ないのである。これじゃあ見てもしょうが無いよね、まったくぅ〜。
多分、全国の経理担当者はこのニュースを聞いて、「背筋に冷や汗が走った」んではないだろうか。いくら仕事をまじめに勤めているという自負があったとしても、一抹の不安は無いとは言えないだろう。ご愁傷さまです。・・・というわけで、今日は朝から「不完全燃焼」でしたぁ!
2、昨日菊水の「ふなぐち」を飲みました。
冷蔵庫で冷やして飲んだが、とにかく味が「濃い」の一言。一口飲んで「ちょっと無理、かな?」って思うほどの重量感であった。この味の酒を「家飲み」で常用するのは、とても無理である。これから夏に向かって寝苦しくなってくる季節、夜はサッパリ「シュワーっ」と炭酸で喉を潤す方が、全然気分が良いに決まっている。ここはSN氏の意見が正しかったようだ。総合すると私の好みは、SY氏の濃醇どっぷり派とSN氏の淡麗辛口派の「中間」と分かった次第。要するに、単なる「平均的日本人」だった。残念!
結局スーパーなどで売られている「米だけの酒」あたりが、私には丁度いいのかも。軽く舌で感じる甘みと清涼感、多少の重量感はあるが、むしろ雑味が無いスッキリした後味に、喉越しの後でふんわりと来るアルコール感が気持ち良い、そんな「しつこくない酒」が良いようだ。そうなると「純米吟醸」ということになるのかなぁ。これから「東光」を試してみる予定だが、こないだマミーマートでイタリアワインの「バローロ」が1000円位で出ていたので、こちらも試してみたい気になってきた。最近ダイエットするために「おやつ類」を一切食べてないので、もう酒ぐらいしか楽しみが無いのである。
はたしてこれが「いいんだかどうなのか」、ちょっと考えたけど「もう、どうでもいいかな?」というのもある。年取るともう将来を考えたりしなくなって、目の前の「体の状態や病気のこと」が最大関心事になってくるものらしい。明日も元気で楽しく暮らせれば、それが唯一の「幸せ」かも・・・。
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