明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

日本女子オープンゴルフで堀琴音を追っかける

2018-09-26 23:32:31 | スポーツ・ゴルフ
日本女子オープンが千葉県野田市の千葉カントリー野田コースで行われることになっている。私は家から近いのでコースに応援しに行くことにした。友人のSY氏と一緒に行くのだがゴルフの観戦の仕方として、スタートホールでずっと見るのと誰かお気に入りの組に付いて回るのと2種類ある。私は予選と決勝の2日間行くつもりなので予選ではずっと一組に付いて回ることにし、決勝はペアリングを見てから考えることにした。やっぱりコースで間近に見るというのは女子ツアーではアイドル感覚も加わって、テレビで見るのとは大違いである。実際にコースで見たのは東京に近い「つくば」で開催されるサマンサタバサで1回あっただけだが、そのころは余り女子ゴルフのことに興味がなく、知っている名前も森田理香子ぐらいだったので存分に楽しめたとは言えなかった。

SN氏・ST氏それにSY氏の4人で待ち合わせて行ったが、私は持病の前立腺肥大症が悪化しだした頃で、「トイレが近いのにゴルフ場のトイレには長蛇の列」という最悪のシチュエーションに気を取られて、後半はとてもゲームを楽しむどころでは無かったのである。結局、ビールを飲んではトイレに並ぶという悪循環の連続で、とうとう終わりまで見ずに途中で帰ってしまった。それ以来コースで観戦というのはしてなかったが、今回は野田と近いのでSY氏を誘って行くことにした。前回もSY氏は楽しんだみたいで、日曜日決勝に行こうとノリノリである。私は予選を見たかったので決勝以外にも金曜日に一人で見に行くことにして、ペアリングをチェックしておいた。

2日目金曜日の6時45分OUTスタートはステップアップ組がほとんだからパスする。2組の倉田珠里亜、7組の辻梨恵、8組の安田彩乃、9組の竹内美雪あたりが見てもいいかも、というレベル。INスタートはレギュラー組なので華やかなメンバーがズラッと並んでいる。12組の川岸史果・渡邉彩香、絶不調の川岸とようやく復調しそうな渡邉、それと美人のキム・ハヌルで面白そうである。15組のアマチュア安田祐香と畑岡奈紗はアメリカツアーで活躍中のユ・ソヨンと同組で、私は安田祐香の細い割に飛距離が出るスイングを見てみたいと思っている。が、ここは大勢の人が付いて回るからパス。16組の小祝さくらは永井花奈・李知姫と回る。ここは狙いどころだが、小祝と永井のスイング対決は小祝に軍配が上がりそうなので、決勝で小祝が良い位置にいれば見ることにして予選ではここもパスする。

午前中の組がラウンドを終了すると、午後組がスタートする。午後のOUTスタートは21組が柏原明日架でパス。22組の黄アルム・青木瀬令奈・堀琴音が豪華3点セットで狙い目だ。黄アルムは2勝して絶好調だしスイング改造の成果を見てみるのも参考になる。青木瀬令奈はインパクトをダウンブローからアッパーに変え、スイングを思いっきり振り切ることで飛距離を40ヤード伸ばしたというので、これも私は参考になる。それに性格は男勝りだが超可愛いし(これは余計だ)。そして予選を見に行く最大の理由である堀琴音ちゃんだ。今年は怪我もあってずっと予選落ちの絶不調だったようだが、ここにきてやっとゴルフが上向きになって来たのである。持ち前の強気のゴルフが戻ってくれば、ファッションとカッコいいスタイルでファンを魅了するのは間違いない。今回は堀は予選を通る可能性は低いので、午後はこの組にずっと付いて回ることにする。

ついでだが23組は上田桃子・岡山絵里・原英莉花で、原も見て回りたい選手だが今回は諦めるとしよう。いずれ見る機会もあるだろうし、決勝で見るのも悪くない。24組は香妻琴乃、25組は鈴木愛、まあファンは多いだろうが私はパスする。27組のイ・ボミと挟まれていてファンも悩むところだろうが、26組の比嘉真美子・葭葉ルミ・大山志保が飛ばし屋対決で面白い。比嘉真美子はパワフルなジャンピングキックで地面反発力をつかう動的飛ばし屋、葭葉は高いバックスイングから直線的に振り下ろすスイングで、パワーを溜め込んで一気に解き放つ静的飛ばし屋である。この葭葉の飛ばしの秘訣をじっくり見ることで、少しは私の飛距離も伸ばせるかも知れないのだが。まあ比嘉と葭葉は決勝に行けそうだから、こちらも決勝頼みということで、予選はパスだ。それから28組の菊地絵里香・福田真未とキム・ヒョウジュの組も面白そうである。キム・ヒョウジュは岡本綾子先生が絶賛していた美スイングの持ち主である。テレビではゆっくり見られないので、こういう時しか間近で研究するチャンスは無い。う〜む、困った。

結局午前は6:54分から12組の川岸・葭葉組について回り、午後は11:04分の22組、黄・青木・堀組を見て回ることにした。後はINスタートの31組の小野祐夢・32組の今綾奈・36組の松森彩夏・40組の宮田成華と丹萌乃ぐらいが名前を知っている程度である。INスタートは見ている暇がないから全部パスである。予選はどっちにしろ決勝に行くための「ふるい」であるから、受かるか落ちるか当落線上の選手は必死である。堀琴音も必死で戦うのは間違いない。バーディを取ってドヤ顔を見るのもファンは楽しいだろうが、ボギーを打って予選通過のラインを気にする彼女の「不安と向き合う表情」を見てみたい、というのが私の観戦の一番の理由だ(ちょっとサディスティックかも)。黄アルムと青木瀬令奈は多分上位で予選突破するのは堅いと思うので、なんとか堀琴音に25位くらいで通過をしてもらいたい、と言うのが私の願いだがどうなることやら。ラスト3ホールでギリギリのスコアだった場合、私のオジサン度は「MAX危ないレベル」で大声を出しているかも知れない。怖いよ怖いよ・・・。

SN氏は都合が悪くてテレビ観戦だそうだが、現地に行けば良かったとなるかもね。今年はもう近くの場所でで女子ツアーの開催はないから見に行けないが、来年は2、3試合を見てみようかなと思っている。サマンサタバサは一応定番としキープしておくとして、茨城ゴルフ倶楽部のワールドレディスに、千葉県で行われる試合を1、2試合選んで、ゴルフライフを充実させるのも良いかなと思っている。それにしても大都市東京圏での開催がほとんど無いというのが不安無視のようで不思議である。神奈川も大箱根カントリーという「辺鄙な場所」しか試合がないのは、車を持ってないファンにしてみれば「見に来なくても良い」と言われているみたいで不愉快だ。LPGAもファン層の拡大を目指しているのに、これでは「ゴルフをやっているオジサン」しか見に行かないことになってしまう。コースで試合を見ることからファンが増えてそれから「ゴルフを実際にやってみよう」と言う流れも大事だと思うのだが、テレビに映るファンの年齢をみると「オジサンとおじいさんばかり」なのでガッカリする。LPGAはもっと「若いファンの育成」と言うことを考えなければ、これからの少子化の時代に生き残っては行けないだろう。私が思うに選手だけでなく「ファンも若く」、がこれからのゴルフのテーマである。

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