明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今日は練習場へ行って、久しぶりに2カゴ打ってみた

2016-08-13 23:00:36 | スポーツ・ゴルフ
夕方涼しくなったので7番アイアンを担いで、下見しといた双伸ゴルフ練習場へ行ってみた。いつも買い物をしているマミーマートを少し過ぎてから、左に曲がって右側にある。コインを貰って指定の打席に入るが、ティーは手で置く式のタイプだ。マットは厚めの良い感じである。素振りを2〜3回くれてから第一打をひっぱたく。ポヨヨーンという打球は100ヤードの旗の所に転がった。「やるじゃん!」。続けて何球か打つが、打点が前に落ちる「ダフリ」が出る。私の考えでは頭の位置が後ろにスエーして前を叩くか、球を後ろから見ようとして手の位置が下がり前を叩くか、何れにしてもどうしても治らない悪い癖である。ゴルフを始めて2年ほどした頃から時々出る様になり、何とかしようとしているうちにダウンブローを意識する様になって、今度は1ラウンドまるまる「トップする」ようになってスコアが全然まとまらなくなってしまった。スイングの教室に通ったのもその頃である。今にして思えば、私のスイングは「羽根つきスイング」であった。つまり下からボールに当てて飛ばす「すくい打ち」である。だから思いっきり振り回してるのに距離が出ない。ドライバーはそこそこ飛ばしていたが、アイアンが全然ダメだった。

どうやったらアイアンで距離が出せるかが最大の悩みである。ドライバーの飛距離が250ヤードの場合、9番アイアンで125ヤード、7番アイアンなら145ヤードから150ヤード打てて、丁度標準の飛距離になる。そこで飛距離アップの教則本を片っ端から読み始めたが、結果的にたどり着いたのは森守洋の「ダウンブロー本」であった。私のスイングはインパクトが間違っているので飛ばない、そういう結論になったのだ。しかしダウンブローなんてそう簡単にできるわけじゃない、タバコをなかなかやめられないのと同じく、すくい打ちは「バッチリ決まると打感が良い」のである。その快感が忘れられなくて、ダウンブローが実感できないのである。やっぱり芝の上から打たなきゃダメかもと挫けそうになった事も何度もある。

1度だけ、練習場の先生にアドバイスされて、右手が右腰のあたりに降りてきたら手を返してスイングするというのを試したことがあった。結果は驚くほどで、飛距離が2クラブは伸びて7番アイアンで170ヤードも飛んだのだ。その日は1日飛距離が落ちず、「私は世界一幸せ者だ」と電車に乗ってからもニヤニヤしていた。私のゴルフ人生で絶頂期といえる稀有な一日であった。それから3日ほどはマジックがかかっているようでアイアンがすごく簡単に思えた。だがその打ち方は、その後一回も再現できていない。ゴルフって「極めれば、迷路!」だ、とは私の言葉である。思うに、そのままスイングを固めればいいのに欲を出して「もっとああしてこうして」と、変化をつけたのが良く無かったと、今にすれば思う。もう二度と帰ってこない「最高のスイング」だった。

で、今回練習場に行ってトライしたのは次の3点である。
1 頭を動かさない
2 左腰にしっかり乗る
3 右を向いてヒットする

で結果は、大ダフリである、「なんで〜?」

こういう感じで今まで練習してきたし、これからも練習するかと思うと、最高のスイングなんてひと夏の夢だったんだなとわかる。右手のダウンスイングの形がどうも良くない。右肘の引き付けによってフェースが開いて降りてくる、これが大事だと森守洋の本に書いてある。取り敢えず次回はこれをやってみよう。ひとまず打てたのでクラブを2〜3本増やしておく事にする。16号線沿いのゴルフパートナーに行く。あれこれ見たが気に入らない。帰り際に駅前のビックカメラに寄って見ると、ゴルフ売場に「ピンのウッドが安値で出ている」ではないか。つい調子に乗ってG30旧型の「ウッドの5番とユーティリティの5番」を買い、練習場バッグも買ってホクホクして帰った。いい、すごくいい。
シャフトは「R」をチョイス、麻痺が残っている右腕がまだ充分に振れないので「もっとフニャフニャ」のシャフトはどうかと思ったが、リハビリ目的のゴルフ練習だから少し難しいくらいで頑張ってみることにした。今日は7番アイアンで最長130ヤードくらい飛んでいたので、しっかり練習すればもっと飛距離も伸びるはず。明日も練習しちゃうぞ〜、という事で「軽井沢72レディーストーナメント」の録画を観る。な、なんと青木瀬令奈が3位タイで9Hプレー中じゃないか!

ここの所、連続して上位に来てるので明日が楽しみである。そうそう右手の返しだが、手首をひっくり返して親指を小指の方に伸ばすって事にやっと気がついた。次回のテーマにしてみる。

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