明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

日本代表、タイに圧勝!

2017-03-28 23:40:00 | スポーツ・ゴルフ
日本代表、4ー0でタイに引導を渡す!実に爽快な勝ちっぷりである。

先ず香川がディフェンスに囲まれながらゴール左に打つも、キーパーは全く動けず完璧な1点。早い時間からタイが押せ押せでヒヤヒヤしっぱなしだったが、香川の一発でやっと落ち着けた。出来たらもう一点と願っていたら、久保のアシストから岡崎がヘッドで右コーナーへ技ありのシュート、タイは攻めてる時は動きが連携して危ないシーンも何度かつくられたが、守りはからきし弱くて超楽勝だぁ、と左うちわでテレビを見る。

2ー0になった所でハーフタイムの笛、ここで久保田の「千寿」を開けて、一息にグイッと呑む。「さすがに久保田、いい酒だ」なんて余裕かまして、サウジアラビアとオーストラリアとの勝点差・得失点差をチラ見する。ワールドカップに出たいが為に手薄なアジア枠を狙って、割り込んできたような不埒なオーストラリアなんかに負けるわけにはいかないんだよ!と気勢を挙げる。今日勝てば3点差だから、最後にオーストラリア戦を迎えた時にこの点差は安心だよね。問題はサウジアラビアだが、相手はイラクだからタイとやるようには楽にはいかない、云々。ここで二杯目をググっと呑む、やはり美味い。

さて後半は出だしからタイの前への動きにやや劣勢で、香川のパスがどうも後向きで流れを止めてしまう。無理に前にパスを入れようとしてカットされる例が多いので、後ろというのも悪くはないが、相手の最終ラインのすぐ近くでボールを取った時などは、得意のドリブル突破をして一直線にゴールに向かう姿勢が欲しい。右でも左でも味方がいたのだから、先ずドリブルで一人かわしてゴールに向いてからシュートでもパスでも選択すれば、相手にとって脅威になるのになぁ、などとがっかりする場面があった。総じて日本の守りの「自陣でのパスミス」が目に付く。

私はプレミアやリーガを良く見ているが、今日の日本のように「何でとられるような所にパス出すの?」というようシーンは、あっちのプレーヤー達は滅多にやらない。タイは体格でそんなに差がある訳ではないので、そもそもパスコースがディフェンスに引っ掛かるような「危ない所を通そうとしている」のである。もっと他に楽にパスできるところがあるのに、わざわざ狭い所を狙ってカットされてカウンターを受ける、という悪い流れで何度も窮地に陥っていた。

「なんだかなぁー」と感じていたら、久保がまたまたやってくれたのである。今度は右から中央へ走り込み、バイタルの外から左足を振ってゴール右上に弾丸シュート!そんなに全力で振り抜いたのでは無い打ち方だったが、球は高速無回転でドンピシャリ!久保の脚力が並み外れていることを示す、素晴らしいシュートだ。これで3ー0と得失点差も視野に入って来た、いいぞいいぞ日本代表。それにしても久保田は美味い、3杯目を呑む。そこで原口に替えて本田を入れる。原口は悪くなかったが、本田の経験を買って守備堅めの交代をしたと私は見た。

後は何点とるかだな、なんて言っているうちにコーナーから吉田麻也がゴールを決めて、もう「だいじょぶだぁ」状態であーる。4ー0にして日本代表も気持ちが落ち着いたのか、ボール捌きも「余裕のヨッチャン」、、、と思いきやとーんでもない。ちょっとトイレに行っている間に長友がペナルティエリアで相手を倒して、痛恨のPKやっちゃったのである。これで4ー1だ。相手を0点に抑えてこその横綱相撲なのに、やはりタイを甘く見たか・・・。

思わず目を伏せて、と思ったら川島ぁー、凄いぞ凄いぞ!見事止めたのだ!やるやるとは聞いていたが、さすがぁ川島MVP!!

とにかく勝ってよかったし、点差もゲットしてメデタシメデタシだ。守りの不安定さは今日だけは目をつぶろう、なんと言っても久保の迷いの無いフォワードらしい攻めは、長いこと不毛の日本フォワード陣に光を与えてくれた。フォワードは点を取ってナンボのもの。試合途中で釜本の日本ゴール記録が75点とテロップが流れて、カズの55点につづいて岡崎が50点取ったと出ていた。やっぱ釜本はスゲーな、メッシやロナウドとは言わないが、イイ線行ってたんじゃないかと思うよ、マジで。と、さてさて残りは、サウジアラビアとオーストラリアとの決戦だぁ。

日本代表よ、ワールドカップまであと少しだ。勝利の美酒を呑ましてくれ!

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