1、土曜の朝はとよた真帆
最近ラジオをよく聞いているが、どうも中身のないおちゃらけた話と出演者の馬鹿笑いが鼻について、聞くに堪えない。神田伯山の毒のある話芸もちょっと飽きが来ていたところに、「癒やし系の声」で心にすんなり入って来たのが、とよた真帆の「サタデー・ブレイシング・モーニング」という番組だ。女優のとよた真帆が耳元で語りかける番組だが、押し付けがましくなくサラリとしゃべるのが清々しい。夜遅くまで起きてしまう金曜日の翌朝は、暖かい布団にくるまってラジオを聞くのが至極の楽しみになっている今日この頃だが、まあ中身はそれほど何かがあるというわけではないけど「うとうと微睡みながら聞いている」のには丁度心地よい。最近はこのような癒し系番組が私の好みになって来た。他に気に入っている番組は、石井正則と疋田智の「自転車協会 presents ミラクル・サイクル・ライフ」、お笑い芸人の「宮下草薙の15分」、ラジオ日本の「わたしの図書室」、FM yokohama 847 の「Piano Winery 〜響きのクラシック〜」などなど、色々だが共通して言えるのは「落ち着いている」事である(宮下草彅はハイテンションのように思うかも知れないが、実は私の中では「静かな笑い」に分類されている)。世間ではラジオから若い人が離れていると言われて久しいが、これは年代というよりは、個人の「求めるコンテンツの違い」が原因だと私は思う。私は騒がしいハイテンションな番組より「静かな語り口が好き」である。陽気な気分というのは、ラジオなどの「自分一人の空間」でこっそり盛り上がるのではなく、外に出て実社会の中で仲間と楽しく騒いでこそ、と考えている。
笑いは健康の源。笑いを知人や友人と共有してこそ、生活も充実するし、長生きホルモンも循環するのだろうと思う。人生は、昼間は活発に活動的に盛り上げて、夜聞くラジオは「心を癒やしてくれるもの」がいいですよねぇ。
2、この冬、暖かくして飲むハイボール
最近の私の個人的事情だが、日本酒もいいがハイボールも結構いける。最近寒くなってきて暖房を入れることがたまにあると、途端に「微炭酸のハイボール」が美味しく感じられるようになってきた。これは夏に飲むハイボールの爽快感とは一味違って、部屋が暖房の暖かい風で「ムワッ」としてきたタイミングで「冷たいハイボール」を飲む、というのが気持ち良い。私は昭和世代だから「畳にコタツ」の暖かさが忘れられないが、エアコン世代には「あの清冽なキリッとした空気」は分からないだろうな、と思っている。今はアパート暮らしでコタツを入れるスペースが無いのが残念だが、あの「巣ごもり感」が無性に懐かしい。寒い朝など、開け放たれた窓から「雪をかぶった山々」などを遠くに眺めながら、コタツでぬくぬくとしつつ飲むハイボールなんか、これこそ贅沢の極みだと思うが如何だろうか?。今度奈良に引っ越した時には是非、コタツを試してみたいなと思っている。夜にコタツから見る月は、きっと玲瓏として美しく輝いているに違いない。
3、シリアル・モノガミー
こないだNHKで男女の性についての最新研究を紹介する番組をやっていた。それによると、我々は何の疑いもなく「男女」というものを受け入れているが、現代科学は「性とはそんな単純なものではない」という。今までは遺伝子に男女の区別があって、その中間は「一種の失敗」と考えられていたが、最近の研究によれば「男女の区別は、連続した多様性の一部」であると考えられるに至った。つまり両親の遺伝子から子の遺伝子が作られる時、XXになるかXYになるか「だけではなく」、XXYとかYが小さいとか、またはXが一本とか「色々なパターン」があるのだという(勿論数は少ない)。
そもそも男になるためには受精卵がXY遺伝子をもつ場合、8週目ぐらいに「SRY」という男を形成するスイッチが入って、「エストロゲンシャワー」と呼ばれる男性化物質の大量放出が始まり、徐々に男に成長していくという。ちなみに人差し指と薬指の長さの違いに、そのエストロゲンの量が現れているという研究論文が出ているそうだ。・・・ここまで読んだ皆さんは、きっと「ご自分の指」を眺めていることと思う。だが話はそれでは終わらない。これからもっと生物の不思議に入ってくるのだ。何と男遺伝子のY染色体が、将来「消滅する」らしいのである!(ホントかいな?)。
遺伝子はいろいろな理由で傷ついたり欠けたりして、何世代もの間に変化していく。ところがY遺伝子は元々1本だけしかないので、「修復が出来ない」というのだ。やばいではないか!。ここから話はどんどん飛躍していって、哺乳類の子孫形成システムへと飛んでいく。トゲネズミという生物はY染色体が無くなっているのにオスが生まれてくる進化系だ。クマノミという魚は一つの群れで一番大きい個体がメスになり、2番目に大きい個体がオスになるという。これは、一番大きなメスが死ぬと2番目に大きなオスが「メスになり」、3番目に大きな個体が「オスに変化する」仕組みである。オスもメスも「確定していない」のだ。ウッソー!
さらに話は一夫一婦制にも及んでくる。例えばゴリラは一夫一婦制なのでオスの間の競争がない。ところがチンパンジーは乱婚なので、オス同士の競争が激しいらしい。そしてその違いは「精子の数」に現れていて、ゴリラの5千万個に対し「チンパンジーは6億個」もあるというのだ(チンパンジー、マジすげえ!)。そして人間は、その中間の2億5千万個だというのである。つまり人間は、生物学的には「一夫一婦制では無い!」ということだ(うんうん、納得!)。今どきのニュースやワイドショーで「不倫がどうたら」と大騒ぎしているが、生物学的には人間は「乱婚に近い生き物」なんである。東出昌大も渡部も、もっと正々堂々としていいのだ!(ガビョーン!)。
まあ不倫については置いておくとして、人間は学術的には、シリアル・モノガミーに属するという。シリアル・モノガミーとは、特定の相手を決めずに一定の時期が過ぎると別の相手とペアを組む種の保存システムである。連続的単婚ともいうらしい(どうゆうこと?)。アメリカの研究によれば、人類は「4年に一度」、相手を変えるのが「普通」だそうだ。枯れ草に火がついたような燃え上がるような恋も、4年経つと「冷める」のが自然なようである。ご愁傷さま!
4、柏の交差点に謎の亀裂
私のよく行くセブン-イレブンの前の交差点に、中央分離帯から歩道まで、結構な勢いで大きな亀裂が走っているところがある。こないだ調布で住宅街での陥没がニュースになっていたので、改めて見ていると「いつボコッと大穴が開く」か不安になってきた。陥没するなら夜中にしてくれ!、と言いたいがそう都合よく落っこちるとは限らない。いっそ「恐れながらカクカクシカジカ」と交番に願い出て調査してもらうことも考えたが、今はネット社会、もしかしたらSNSでバズってるんじゃないかと思って検索してみた。そしたら全然かすりもしないのである。皆んな無関心なんだなぁ、とガッカリした。私はいずれ大穴が開くんじゃないかと内心思ってヒヤヒヤしているが、果たして誰が落っこちるんだろうか?。
5、バスは既に燃料電池化している
こないだテレビでバスの燃料電池を紹介していた。水素で走る「CO2フリーの究極のエコ交通機関」である。技術がここまで一般に使われていることにも驚いたが、都バス(一部?)では、googliマップでバスの現在位置が表示されるシステムが稼働しているという。ちょっと前の未来技術は、もう現実のものになっているのだ。菅総理が2050年までにカーボン・ニュートラル宣言して話題になっているが、つべこべ言わずに「サッサとやってよ!」って感じである。学術会議問題などに時間を費やしている場合では無い!
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