クイズ超難問を解決する（１３）チャットGPTを安全に使うには？

チャットＧＰＴが人間に害をもたらす可能性について色々な議論がされていると聞く。そこで私の提案は、このチャットGPTを使う前に、まずＡＩに過去全ての「六法全書と裁判記録」を読み込ませろ！、というもの。人間でも同じだが、やっていいことといけないことの区別がつくのが「一人前の大人」である。だからＡＩも「法に触れる」ような答えをした場合は、「人間と同じように」罪に問われるのが当たり前であろう。

ＡＩを人間と同じに扱うのであれば、刑罰の対象としても同等にしなければ不平等になる。この、大人としての最低限の条件である「分別＝法律を遵守する精神」が備わって無ければ、どんなに情報をため込み、あらゆる知識を組み合わせて最良の答えを出したとしても、それはそのまま実行すれば「法に触れる場合がある」ということを知っておくべきであろう。言うならば、刑法で言うところの「教唆の罪」に問われるのである。

まず、法律で一般の人の使用に供されるＡＩに関しては、すべて政府が作成した「してはならないことの一覧データ」をインストール済だ、との認証を義務付けること。それをインストールして初めて、我々が「安心して使えるＡＩ」になる。もしこの認証を受けていないＡＩを研究学術目的以外で運用・使用した場合は、麻薬の「販売目的での所持・使用の罪」と同等の刑罰が課せられる・・・でどうたろうか？

 人間の記憶力を簡単に凌駕したＡＩには、既に「色々な問題点」があるのは分かってきている。だからＡＩにも人間と同じ分別を持たせて「導き出した答え」を一度ＡＩ自身が判断させ、その答えが法律的に大丈夫かどうか「確かめて」からようやくアウトプットするように「セルフセーフティ・マネジメントプログラム」を必ず搭載するように法律で制限を設ければ、我々も安心して使えると思う。

政府は今急速に広まっているチャットGPTに対し、至急この仕様を追加するように法整備すべきではないか？。世の中インターネットで核爆弾の製造方法でさえ簡単に検索でき、３Ｄプリンタで銃も作れる時代である。先ずは制限をかけることで、「犯罪を未然に防ぐ」ことが必要だ。そうでなければ安倍元首相や岸田首相を襲ったようなテロ事件も、銃製造方法や襲撃方法をＡＩが考えて「人間に実行させる」などの事態が起こっても不思議ではない。人類は過去に原爆を作って使用した実績がある。そろそろ我々側も少しは利口になる時期である。

以上、いま流行のチャットGPTに対する私の提案でした。