明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフを楽しむ(3)ようやく形になって来た

2019-12-18 22:11:48 | スポーツ・ゴルフ
昨日ダンロップに行ってレッスンを受けてきた。こないだ指摘を受けて自分の欠点を治す練習をした結果、それがようやく実際の形となって現れて、初めて「理想のスイング」が感覚として見えてきたように思ったのだ。絶好調である。それで一応練習では出来ていたが、ダンロップの先生の前でできるかどうか試してみた。結果はまあまあで「80点」の出来である。フィニッシュの形が自分的には気に入らないのと、まだ少しインパクトで「伸び上がる癖」が抜けていない点である。クラブのタメが出来ていないのはしょうが無いとしても、インパクトで力感のある形になっていない。それに、どうも左のお尻を引くタイミングが「今一、わからない」のである。それで今日、いつもの双伸ゴルフセンターで打ち込みを行って、ダンロップでビデオ映像で確認したスイングの悪い点を、徹底的に治した。

かいつまんで言うと、前回ダンロップの先生から指摘を受けたのは、前傾姿勢を保つために「左のお尻を後ろに引く」ことだった。ダウンスイングに入る前に左足を踏み込むのだが、クラブをインサイドから下ろそうとして、左前方に踏み込むと「結果として突っ込んでしまい」体が浮き上がってしまう。お尻を「後ろに引きながら」、しかもクラブを「インサイドから下ろす」ことが出来なければ、私の突込み癖は「根本的には治らない」のである。その結果として、クラブを外に振り出せば「シャンク」になるし、ヘッドをインサイドに引きすぎると「引っ掛け」が出てしまう。突っ込んでアーリー・リリースをすれば「ダフって」しまうし、それを嫌がって起き上がれば「トップやチョロ」である。これではまともなゴルフは出来ない。何とかならないかと色々考えた結果、左のお尻を後ろに引くのではなく「最初から引いておく」ことにした。実にダサい解決方法だ。イメージとしては、ダスティン・ジョンソンである。これが私にはドンピシャには合っていた。

左のお尻が前に出なければ、腰は正面を向いたままクラブをインサイドから下ろせる(というか、下ろすことが可能だ、ということである。あくまで理論上の話だ)。

その副次効果として、
a. 突っ込まなくなり、ボールがいつも正面で捉えられる
b. インパクトで頭が右に残り、理想のビハインド・ザ・ボールが作れた
c. 左足が後ろに引けてるので、腰がスムーズに回転する
d. 左脇に余裕ができたので、出球が真っ直ぐになった
e. 左腰に体重が乗って、左足一本でカッコよくフィニッシュ出来る
f. 結果的にシャンクが治った
などなど、良いことづくめである。

まあまあスイングは全般的に良い形が出来てきたのだが、まだ再現性の点でダメである。すごく良い球と「とんでもなく悪い球」が1対3位の割合で起きるのだ。これではお世辞にも正確なスイングとは言えない。どうもタイミングのとり方が「マチマチ」なのが原因だと分析した。そこで試しにバックスイングを、左手を伸ばしながら「思いっきり飛球線後方(の、ちょっと内側)」に投げ出すように振り上げて、その勢いのまま「右手を出前持の形」に添えることで、トップを作ることにした。これで「いつでもクラブが同じ位置」に収まるようになり、同時に「体を揺すらずに」左股関節に体重を乗せることが出来た。奇跡だ!。今まで、どうしても気持ち良くタイミングを取る事が出来なかったが、「一発で」スムーズにダウンスイングが開始出来たのである。

ゴルフのスイングは、筋力や体幹や柔らかさなどの向上がなければ上達はしない、と思われているがそうではなくて、何か一つの「コツ」を覚えるだけで、劇的に改善するのである。特にバックスイングは、アマチュアの90%が「やり方を勘違いしている」というデータもあるくらい、間違いが多い箇所らしい。アドレスとバックスイングの二つが基本通り出来るなら、ゴルフのスコアが10やそこら縮まるのは「わけはない」とも言われている。それを今日は身を以て実感した訳だ。実に爽快な気分である。思わず独り言が出る、「やっぱ、バックスイングだわ!」。

というわけで、6番アイアンで150ヤードのネットにブチ当てる快感を味わいながら(実際はもう少しだったが)、残りの10発位を打ち終わって双伸ゴルフセンターを後にした。振り返ってみると、今回「左のお尻」を後ろに引くことにより、インパクトで「トミー・フリートウッドのようなカッコいいフォーム」に近づいた事である。私のゴルフは「形」が全てである。カッコよければ「ボールが大した事なくても」十分である。勿論、実際にもハンドファーストからグッと球を押し込む形が少し出来てきたし、打ち終わった後に最後まで腕を伸ばして「クラブを押し切る」ことが出来るようになったので、決して格好ばかりのゴルフではない。これが念願だったので、今日は練習していても「楽しくて仕方がなかった」。フォローで上手く腕を伸ばせた時は、出球も高く、やや軽い「ナチュラルドロー」になっていて、大変満足のいく球だったことをご報告したい。これで俄然やる気が体に充満してきて、しばらくは双伸ゴルフセンター通いが続きそうである。

それとこのところ、練習はアイアンばかりやっていたので、ダンロップの先生には「来年はドライバーを見てください」と言っておいた。私の考えではアイアンのフォームが固まれば、自然とウッドも当たってくる筈である。このスイングで更にインパクトに力が入って来れば、当然ながら飛距離もグーンと伸びてくる(筈だ)。要するにダウンスイングは、右を向いたトップから「右手を上にして」ボールの右側面に向けて、ひたすら「直線的に」振り下ろせばいい。スイングがシンプルになってきたのは、上手になってきたよい証拠だと解釈した。別にそんなに意識せずともスイングスピードが上がれば自然と、手先とヘッドはハンドファーストで「ズレている」から、黙っていてもボールに当たるヘッドの角度が立って来て、飛距離も当然出てくる理屈である。ダンロップで測って貰ったら、8番アイアンでスイングスピード31.4の数値が出た。これを年齢70歳で一般アマチュア並みの「35m/sec」にまで伸ばすことが目標である。そのためには麻痺していた右手をもっともっと強化して、「タメの効いた」スイングをする必要がある。だいぶ先の長い話だが、これで一つ「目標がはっきり」見えてきた。やはり理論に裏打ちされた「正しい運動法則」があって「こそ」、地道に練習していけば「到達できる」のである。やはり、天は我を見放さなかった!(それほどのもんじゃないだろう)。やはり何よりも大事なことは、バックスイングと「左のお尻」である。この2つで、ゴルフスイングの全ての悩みが解決すると言っても、過言ではないのだ!

ちょっと調子に乗り過ぎたかな?。ところで堀琴音だが、どうやらQTは失敗したらしい。というかファイナルステージに出てきてないので良く分からないのである。この辺はもう少し、調べてみようと思う。来年のツアーで堀琴音が見られないのはちょっと辛いが、その代わり「セキ・ユウティンとハン・スンジ」が見られるから私的には十分である。私は変わり身は早いのだ。更にどちらかと言えば、私は「ハン・スンジ」の方が気に入っている。やっぱ、大人びた「女の魅力」が出てるよね、LPGA万歳!

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