というわけで月曜日、柏の「J:COM」に行って契約内容を変更してきた。以下はその顛末である。
私は順番待ちの後、席についてすぐ「契約内容をAコースに変更したい」と申し出た。担当者が「えーと、それはどんな?」とトンチンカンな回答をしてきたので、「何言ってんの?、AだよA!」と強く言い直すと、すると担当者が紙を出してきて、これに記入してくれと言う。私は「またか・・・」と嫌になったが、大方接客マニュアルがそうなっているのだろう。お客が契約変更を申し出ているのだから、担当者がするべきことは「まず顧客データの確認」が先ではないだろうか。「何を書けば一番早くデータが出るんですか?」と聞いたら、担当者は「電話番号です」との返事。「じゃあ、最初っから電話番号を聞けよ!」と内心思ったが、まあいい。ここは大人しく待つことにした。モニタを見て現在の契約内容を確認した後、彼は用意している選択肢はスタンダードとスタンダードプラス、それにフレックスAとフレックスBしかないのだと言う。「だからAだと言ってんじゃねえか!」と思ったが、まあグッと我慢する。「だから、Aに変更したい」。
すると何やら一覧表を出してきて、「フレックスだと Netflix 加入が条件になります」と言ってきた。「何だそれ?」と思って聞いてみると、Netflix 無しのスタンダード(それとプラス)コースと Netflix ありのAかBのどちらかだと言う。要するに、J:COMに加入する人は「一定金額」はどうしても払わなければいけない仕組み、なんである。バッカじゃねえの?と憤慨した。レストランに行ったらAとBの定食メニューがあって、それには必ず「欲しくもない焼き魚」が必ず付いているような感じである。「これ、いらないんだけど」と言って減らしてもらおうとすると、今度は単品しか選択肢がなくて、結局は同じような値段になってしまうという「セット料金地獄」に陥る仕組みだ。「良くやるよねぇ」である。J:COMには何十と放送局があり、お客は自由に選べるシステムかと思うが「さにあらず」。最後は見たくもないものを見せられて、いつの間にか一定金額になってしまうのである。それが嫌な場合は、単品で馬鹿高い金額を払う羽目になるから、結局はセットを選ぶしかないのだ。
私は究極の所「ゴルフ」を見たいのでJ:COMに入ったわけだから(地上波と BS も)、少なくともスカイAとゴルフチャンネルとGAORA と日テレG+、それにテレ朝2や TBS2などのサブチャンネルは押さえておきたい。だが、これらを全部足すと3000円以上にはなるんじゃないか。それならプラスをやめてスタンダード一本にして、 ブンデスリーグサッカーやバドミントンや卓球にバスケットボールなども見れるようにし、ついでに MOND-TV の「麻雀番組」なんかも見たり出来た方がいい、と考えた。結局は、セット料金の術中の嵌ったのである(消費者は弱いねぇ)。つまりスポーツ番組だけを契約してドラマや映画などは見ない、というお客は「相手にしない」ということのようだ。この営業方針は DAZN などのスポーツに特化した他局や 、近年テレビを見ない YouTube ネット世代に対抗するための戦略だとは思うのだが、いつまでもそんな姑息な手段で対抗できるとも思えないけど、まあ仕方がない。ここはスタンダードと WOWOW で、お茶を濁すことにした。
ちなみに理想的なJ:COM担当者の対応は、私が契約を見直したいと言った時点で「ではお電話番号をお願いします」と尋ねることである。口と耳があるんだから、何もいちいち紙に書かなくても「口で言えば」事足りる。話をした結果、結局契約はそのままという場合だってあるから、申込用紙に記入するのはまだ早いのだ。わざわざ店を訪れた顧客に対し、無用な煩わしさを強いるというのは如何なものであろう。私は病気(脳梗塞)を患って以来、麻痺が残っていて「字を書く」のが大変に辛い。さらに言えば、それを口に出すのも面倒臭いのである。だから何でもかんでも「紙に住所氏名を書かせる」という日本のお役所仕事的なマニュアルにはとても腹が立つ。今や何でもデジタルなんだから、椅子に座ってピッとやれば終わり!、みたいにならないんだろうか。少しは経営者も考えないと「あっという間に時代から取り残されてしまう」と思う。まあ、馬耳東風だろうけど。
とにかく今回、J:COMに行った理由は WOWOW に入るためだったので、契約内容はプラスを外して1000円ほど安くし、代わりに WOWOW に加入したので2000円追加。都合差引1000円増ということで決着がついた。コース変更料で3000円というのが、払わなくてもいい「ぼったくり」だが、これも我慢するとしよう。とにかくこれで4日から始まるアメリカ女子ツアーが見られるのである!(国内ツアーも同日ダイキンオーキッドレディースが開催される)。
今年のツアーの目玉は、何と言っても「古江彩佳」の戦いぶりだ。彼女は飛距離が出ない代わりに、勝みなみに「職人みたい」と言わせた破壊力半端無いセカンドショットの冴えと、巧みなアプローチを持っている。そして何と言っても平均パット数(パーオンホール)第一位という、名刀備前長船のような凄みのある切れ味が魅力の「絶品パター」が彼女の武器だ。これが平均飛距離290ヤードという、想像を超えたモンスターが跋扈する米国女子ツアーのバトルフィールドで、どこまで通用するか楽しみである。ガンガン飛ばすツアーの猛者を相手に、スプーンを握って「ピタリとピン側につけるスーパーショットを連発!」なんて、日本女子の面目躍如の極みではありませんか?、ねぇ皆の衆!!!(パチパチパチ)
ということで、今週末は米ツアーと沖縄ツアー、両方を見なければいけないので大変である。国内ツアーは「三ヶ島かな」お姉様の美しいお姿をテレビでじっくり拝ませていただければそれで十分!。本命は米ツアーの「古江彩佳」だぁ。私は「宮里藍」以来の大フィーバーを起こすんじゃないか?、と期待している。それと、畑岡奈紗・笹生優花(渋野日向子は出場が微妙)の活躍もテレビで見られるのだから堪らないよね(ホクホク)。
それにしても古江彩佳の足が短いのは、アメリカに行ったら「目立って目立って困っちゃうぅ〜」とならないのか心配です。
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