明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

考えるヒント(30)ロケット打ち上げの評価基準は?

2023-03-08 21:54:00 | 今日の話題

1、今回は失敗だとJAXAが発表
前回散々言い争った挙句、とうとう記者の質問に「頑として」中止という主張を変えなかった担当者が今回はあっさり失敗だとゲロするとは、これじゃ「事実認定が恣意的過ぎる」と批判されても致し方ないのじゃないだろうか。もし今回の点火ミスが失敗なら、「前回も失敗じゃないの?」、だってロケットに点火しなかった点は「同じ」なんだからねぇ、と言われそうである。ホリエモンも今回は早々と「失敗だった」とはっきり言ってるそうだが、いったい何が違うんだろうか。推測するに「打ち上げ」なんだから、本体が地面から「浮いたかどうか」が判断の分かれ目だという変な説も有力らしい。

だが私に言わせれば失敗か中止かは、発射スイッチを押して「予定通り」飛べば成功、「予定と違った結果」になったら失敗、実にシンプルである。中止が言えるのは「発射ボタンを押す前」だけである。でこの判断基準に従えば、今回も前回も「全部失敗」だった。答えは単純明快なのだ。

まあ、2回やって2回とも失敗したんだから、ロケット技術としては「下の上」といったところか。これじゃ「技術の日本」の看板を下ろさなけりゃならないというもの。この1、2年間でアメリカは100回近く、中国でも60回以上は成功しているというのに、日本はたった2回試みて2回とも失敗した。これじゃ北朝鮮と比べたって「劣っている」のは目に見えている。こと宇宙開発という分野では、日本の技術の遅れは目を覆うばかり・・・というのが真実なのだ。正直、「3流国」と言う人もいるらしい。

それなのに直後の会見で「失敗を中止と言い張って」素直に結果を受け入れようとしない体質がJAXA側に有るとすれば、まだまだ日本の宇宙産業発展への道は、残念だが「遠い」と言わざるを得ないだろう。なんか日本の技術力も期待外れですねぇ。そう言えば、国産初のジェット旅客機も話題を振りまいて受注したまま、このところニュースに出なくて「立消え」になったみたい。先行き心配である。

2、ガーシー議員は除名で決まりだが
やっぱり日本には帰らないとSNSで言ってるそうだ。元々「陳謝」程度で済ますのは生ぬるいと思っていたが、国会で陳謝させた後に「その場で逮捕」という「深謀遠慮な策」だとすれば、日本の警察や国会の議員たちも「中々やる」ではないか!、という話である。それを察知してガーシーは帰らないと決めた訳だが、一方「NHK党」としてはどういう処置をするんだろうか。ガーシー議員は比例代表で当選だそうだが、こういう人間を自分の党の「比例」で国会に送り込んだ責任は、相当に重いと言わざるを得ない。しかも、これだけ世間を騒がしているのにも関わらず、未だに党としての判断を明らかにしていないというのは、「党も欠席を認めている」ということ。これではNHK党も、次の選挙で壊滅するのは間違いないと私は思う。私も「NHKをぶっ潰す」というスローガンに騙されて票を入れた過去があり、大いに反省している人間の一人だ。結局は、政治に「真剣に取り組もう」という気のない人間は、議員にしちゃあダメってことですな(後悔先に立たず)。この際ガーシーは、NHK党共々「政治からきっぱりと退去させる」べし!(脅迫で実刑もアリ)

3、WBCフィーバーで感じた違和感
WBC人気はますますヒートアップして、連日大々的に報じられているのは皆さんご存じの通りである。そこでWBCグッズの販売が「売り切れ続出」の文字が目に入ってきた。中には何時間も並んだのにお目当ての品がゲット出来なくて、特に大谷とかダルビッシュなんかは「早い時間に売り切れ」になるという不可解な現象が起きてるらしい。私などが考えるに人気選手のユニフォームなどは、発売前から相当な販売数が見込まれていて十分準備の時間もあっただろうに「何で売り切れ続出なの?」と驚いている。

こんなものは何千枚か作って置いて「会場でも売り、ネットでも販売」すればいいのだ。会場販売は大谷やダルビッシュなど売り切れることは最初から分かっているのだから、ちょっと多めの「5万枚位」は用意すれば良いのにと思う。欲しい客には必ず商品を用意する、というのが店側の準備する姿勢であり、品物は「余って当然」というのが販売担当者の考え方だと聞いている。これはスーパーなどの品揃えを考えればすぐ分かることではないか。それが毎日「売り切れ終了」とアナウンスして「わざわざ楽しみに来ているファン」に空手で帰らせてニュースになるというのは、どう考えても「グッズ担当者の準備の甘さ」であり、担当者は「クビにしても飽き足らない」ぐらいの大失策ではないのか?、と怒りを禁じえない。

ところがニュースを見ると「目の前で売り切れ」だった中年の男性が悔しそうな顔で残念だったと言っていて、一言も店側の準備不足に「抗議をしていない」のが私には不思議であった。選手のサイン入りボールとかだったら数に限度があるのは分かる。だがレプリカユニフォームなどは予め注文を受けるくらいの柔軟な対応でも良かったんじゃないだろうか。それでも注文が多すぎて生産が間に合わなければ、後から作って発送したって良い。勿論、予約してなくても現地では買えるようにして当然である。

ところが連日売り切れ終了なのだ。もしかして、買いたくても限定販売だから買えないというので「希少価値が上がる」などとつまらない事を考えているとすれば、レプリカ如きに希少価値があると思っている時点で、純粋な野球ファンを食い物にする「不埒なネットオークションマニア」の片棒を担いでいる!、と非難されても仕方がない。とにかくグッズ販売業者は充分な量を用意すべし!。前回のワールドカップでもシャツが売り切れで買えない客が多数出た、とニュースで言っていた。こういう大量生産の効くグッズ販売は、品切れの無いように多めに作るべきである!。それにファンは、もっと声を上げる事!。業者の言いなりになっていてはダメである。

追加:今日の SmartNews で立花NHK党首が責任を取って辞任したとのこと。一応気持ちは認めるが、自分か辞任とは情けない。そんなんだったらガーシーを党から除名したらどうか?。比例で当選のガーシーは、除名されたら選挙の票も失うから、ただの「お荷物議員」に成り下がる。なお、比例で当選した議員は、党を除名されたら議員を辞めさせられて、次点の者が繰上げ当選になるように法改正すること。比例の票は党の票だから、個人は党を離れると議員も辞めるべき。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿